まとめ32 冒険者・7

「きょ、巨大ないわ……?」


 唖然としながらわたしは呟きます。

 隣に立っていたミルクとココアも驚いた様子でズシンズシンと動く大岩を見ています。


「おほー♪ いい黒鉄鉱石の塊だねー!」


 スミス様が大岩を見ながら瞳を輝かせています。

 というか黒鉄ですか?

 マジマジと見直します。

 真っ黒い大岩にしか見えませんが……あ、少し金属らしい光沢が見えました。

 あれが黒鉄なのですね。

 でも……、これはさすがにでかくありませんか?

 そう思いながら近付いてくるサンズを見ていると、他にも持ってる物に気づきました。


「あの、なんでしょうか……あの妙に禍々しい大剣は……あと首も」


 そう……サンズは黒鉄鉱石以外にも、物を持っていました。

 それはなんというか……見る人を恐怖に陥れる効果でも持っているとでも言うように禍々しく血のように赤い色をした大剣でした。

 それを彼女は大岩の様な鉱石とは反対の手に握っていました。あと、剣の先には苦悶の表情を浮かべた生首が……。

 あの、理解出来ますか? とでも言うようにわたしはセイン様たちを見ますが……視線に気づいているのか、何とも言えない表情のまま首を振りました。


「サンズは……理解しようとするほうが疲れるのです。だから、勝手にさせておくのが一番なのです……。あと、被害が大きくならないようにと……」

「あ、そうだったのですね……」

「はい……、しばらく振りだったから少しは良くなってると思ったのですが……悪化してたのです」


 パーティ内でのサンズの扱いを理解し、納得しているとセイン様は遠くを見ながら呟きました。

 余程、苦労が絶えなかったのでしょうね……。

 そう思っていると……。


「お待たせー♪ いやー、楽しんだ楽しんだー! すっきりしたよー★」

「それは良かったのです。それで、この巨大な鉱石と物騒な呪いの剣と持ち主だと思われる生首はなんなのです?」


 にこやかに笑うサンズを見ながらセイン様は怒るのを堪えつつニコニコ微笑みながら尋ねています。

 というか、見た目どおり呪われてるのですね、その剣は……。

 そう思いつつ生首を怖々と見ますが、多分……オークですか?

 特徴的な豚鼻を見てそう考えますが……、凄く厳つい顔つきですね。

 片目は剣で斬られたのか痕が凄いですし、首の大きさからして体も大きかったはずです。

 そう思いながら剣に突き刺さった生首を見ていると、セイン様へとサンズが説明を始めました。


「この首? 町に攻撃を仕掛けようとしていたオークロードだよー。オーガ殴り飛ばしてたらさ、いきなりこの剣で襲いかかってきたんだよねー」

「町を攻撃なのです? もう少し詳しく言うのです」


 あっけらかんと言ったサンズの言葉にセイン様はより詳しい説明を求めます。

 わたしも気になりますね。町が襲われかけていたってどういうことですか?


「詳しく聞く前に殴り飛ばしたから良く分かんないんだけどさ、多分モンスターの頂点――魔王にでも言われたんじゃないの?」

「なるほどなのです……」

「まあ、普通に殴り飛ばしてもすぐに起き上がったから、それが持ってた大剣を奪い取って、そのまま首をスパーンってね。それで困ったことに呪われてたみたいで外れないんだよねー。アハハー★」

「なるほどなのです……。とりあえず先に解呪するのです」


 詳しい説明は無理。そう判断したようです。

 そう思いつつ、セイン様を見ているとサンズの前で背中の白い翼を広げました。


「天の神よ。貴女の僕たるセインの名において、この者の呪いを解き給え――解呪アンチ・カース!」


 歌うようにセイン様が言葉を紡ぐに連れ、彼女の体が光を放ち始めていき……発動と共に光がサンズを包みました。

 サンズの体を包んだ光に、悶えるかのように彼女の手に握られた大剣は震えます。

 ですが、まるで標的を見つけたとばかりに光は大剣へと迫り、覆って行くに連れ――汚れが剥がれるとでもいうように血のように赤い色が白くなっていきました。

 そして数分もしない内に、剣は真っ白になり……崩れました。

 呪いの武器だからでしょうか、解呪の結果灰となったのは。


「んん~~★ いやー、正直だるかったよー。あと、振り回しそうになってたから危なかった危なかったー♪」

「ケロっと言いますけど、ちゃんと持つときは気を付けて欲しいのです」

「いやー、ごめんごめん。よいしょっと」


 自由になった。そう言わんばかりにサンズは片手に持っていた黒鉄鉱石の塊を地面に下ろします。

 というか、こっちを手に入れた説明はありませんでしたね。

 そう思いながら見ていると、サンズがわたしたちを見ました。


「んー、こうなったから森での採取と駆除依頼は難しいかなー?」

「そう……ですね。森への道も酷い有様ですし、わたしたちもボロボロ……。ココアに至っては大盾を無くしていますし」

「オレの盾ぇ~……」


 スンスン啜りながらココアは盾の持ち手を見ています。

 サンズはそれを一瞬見て、そっと目を逸らしました。……もしかして、何か知ってます?


「そ、それは災難だったねー! そ、そうだ。この鉱石で盾を創ってもらうと良いよ! うんうん、それがいい!!」

「サンズ……何を隠しているのですか?」

「え!? か、隠してなんてないよ?」

「でしたら、ココアをちゃんと見てください。もしかして、見れない理由でもあるんですか?」


 そう言いながら、わたしはサンズへと詰め寄ります。

 何というか悪いことをしたけれど誤魔化そうとしているそんな気配を感じます。

 ジーッとサンズを見ていると彼女は観念したようにわたしたちへと頭を下げて来ました。いえ、主にココアに向かってですね。


「あー、その……ごめん。ほんとーにごめん」

「えっと、何がだよ……?」


 突然頭を下げてきたサンズにココアは訝しげな視線を送ります。

 まあ、突然謝ってきたら戸惑いますし怪しいって思いますよね?

 そう思いつつ、サンズを見ているとチラチラとわたしたちを見ながら、そっとある物を出してきました。

 それは……、


   凹んだココアの大盾だった。

  →半分に折られたココアの大盾だった。

   半分溶けたココアの大盾だった。

   ハンゲショウのツインテールだった。


 サンズが出してきた物。それは真ん中で折り曲げられた盾でした。

 一瞬何か分からずに首を傾げそうになりましたが、見覚えのあるデザインにココアの大盾であることに気がつきました。

 ココアも自分の大盾だということに気づいたのか、アッという声を上げて立ち上がります。


「オ、オレの盾ッ!!」

「これはひどい……」

「……サンズ、いったいどうして盾がこんな真ん中で圧し折られているのですか?」

「え、あ、いや、そのー……」


 ココア、ミルク、わたしの言葉を聞きながら、サンズが段々と顔から脂汗を流し始めますが、理由を語ってはくれません。

 必死に言い訳を考えてるのでしょうか?

 そう思っていると観念したように口を開きました。


「じ、実はさ……オークロードが起き上がったときに大剣を奪い取ろうにもちょっと高さが足りなかったんだよね。それで、いい脚場を探してたらこれが落ちてたからこれを投げて、空中でもう一度ジャンプするための足場にしたんだ★」


 空中でもう一度ジャンプ、その意味がまったく分かりませんが多分サンズはやったのでしょう。

 それで足場にした結果、真っ二つになった状態で地面に落ちたと?

 それは分かりました。ですが、ですがね?


「状況からそうするのが一番だったのかも知れません。ですが悪いことを隠さないように欲しいです」

「そ、それは……その……」


 言い辛そうにしているサンズ、それを見るわたしでしたが……すすり泣く声にハッとしました。


「う、うぅ……たてぇ……オレの、オレのたてぇ~……。ごしゅじんに買って貰った盾、こわされたぁ~~……ひっく、ひぐ、ひっくひっく……!」

「ココア、かわいそう」


 ココアを見ると、目からボロボロと涙を零しながら本気で泣いていました。

 そんな彼女の頭をミルクが撫でつつ慰めています。

 わたしも慰めて上げたいですが、ちょっとサンズに物申したいので動けません。

 だけど分かりますよ? だって、練習が終わった際にはココアは盾を大事に磨いてましたから。

 ご主人様に買って貰って、大事に大事に使っていた盾ですからね……。

 ミルクも小太刀が折られたらきっと泣きますし、わたしも弓を壊されたら本気で泣きますし壊した人を許せません。


「サンズ……、これは酷すぎるのです……」

「う、うぅ……」

「バカサンズ、盾も怒ってるよ。壊したなって」

「うぅぅ……」

「サンズはもうちょっと労わりを持つといいさー?」

「うぅ~~……、あーもう、悪かったよ! ボクが悪うございました!!」


 言われ続けて遂にプッツンしてしまったのか、サンズは地面をダスダス踏みながら叫びます。

 そんな彼女のへとご主人様が近づき、ちゃんと謝るように言います。


「~~~~っ!!」


 その言葉が悔しいのか、サンズは顔を真っ赤にしながらプルプルと震えます。

 しかも体からは怒気とでも呼べる様な赤い煙が立ち昇っているのが見えます。

 こ、これ以上ネチネチ言うと恐ろしいことになるのでは……そう思いながらサンズを見ていると、ココアへと近付いてきました。

 何をするのか分からない、そう思いつつココアを庇うように立つと……サンズは立ち止まり、泣き続けるココアを見下ろします。

 視線に気づいたのかココアはビクリと震えながらも、ギロリとサンズを睨みつけました。


「な、なんだよ……っ?」

「その、だな……。わ、悪かった」


 詰まるようにして、言葉を絞り出したのを聞きココアは目を瞬かせました。

 わたしも謝る態度ではないと思いつつ、危険はないと考え少し距離を取ります。


「え……?」

「だ、だから、悪かったって言ってるんだ! おっさんに買ってもらった大事な盾だったんだろ?」

「う、うん」


 サンズの言葉にココアは頷き、圧し折れた盾を見ています。

 けれど無残な姿を見たからか、再び目尻に涙が溜まっています。


「うわっ!? な、泣くなってば! スミスに頼んで直してもらうからさー!!」

「別に出来るけど、修理よりも打ち直したほうが良いかも知れないねこれは……」


 話を振られたスミス様はいつの間にか盾を手にしており、折れ曲がった箇所をマジマジと見つめて損傷度合いを確認しているようです。

 そして結果は修理不可能だったようです。

 それを聞き、ココアの耳がしょんぼりと垂れました。


「あの、スミス様……何とかなりませんか?」


 望みをかけて尋ねます。

 ご主人様に買っていただいた物ですから、捨てるなんてココアが可哀想です。

 そう思いながらスミス様を見ます。


「ああ、違う違う。新しいのを打ち直すって言っても、この盾も素材に使うから実質生まれ変わるってことだよ」

「生まれ変わる、ですか?」

「だってこの子はまだ使われたがってるからね」


 そう言いながらスミス様はココアを見ます。


「それで、この子を素材にして新しく打ち直すけどいい?」

「え、あ……、で、でも……」

「悪いようにはしないよ。信じてくれないかな? こんな大事にされた子をそのままにしておくのは忍びないからさ」


 スミス様は大盾を優しく見ます。

 その向ける視線に敵意はないと感じたのか、ココアから漂う警戒は薄れるのを感じます。


「あと、この子が使い手にもっと使い易い形を望んでるんだよね」

「使いやすい形?」

「そう。今の自分には使い易さが足りないから、如何にかして欲しいって言ってるよ」

「そ、そりゃ少しは大きいけど……」


 スミス様の言葉に思い当たるところがあったのか、ココアは呟きます。

 わたしも、ミルクも彼女の大盾が大きすぎるということは認めていましたが、本人も気づいていましたか。

 それに少しばかり驚いていると、スミス様が尋ねます。


「それで、打ち直してもいいかな? この子」


その言葉にココアは……、


  →「打ち直して欲しい」と言いました。

   「打ち直して欲しくない」と言いました。


「オレ、オレ……もっと皆を、ミルクやフィンねー。それにごしゅじんを護りたい! だから、だから打ち直してくれ、じゃなかったください!」


 拳を握り締め、ココアは思っていた言葉をスミス様へとぶちまけます。

 その言葉を聞いて、スミス様は嬉しそうに歯を見せながら笑いました。


「うん、気に入った! あちき好きだね。キミみたいな子! だから打ち直したげるね!」

「あ、ありがと、……ございます!」

「無理して敬語ではなくても良いからね。ってことでバカサンズー、黒鉄鉱石の塊貰うね」

「お、おう、任せた!」


 スミス様に話を振られたサンズはこくこく頷きます。

 それを見届けてから、スミス様はサンズが地面に置いた黒鉄鉱石を掴むと持ち上げました。

 決して軽そうには見えない物なのに、サンズもスミス様も簡単に持ち上げるのを見ていると軽い物かと錯覚してしまいそうになります。

 ですが、きっと重いはずです。多分鍛え方が違うのでしょう……。

 そう思いながらスミス様を見ていると、メタルドラゴンのほうへと歩いて行きました。


『GuRuuuu……』

「メタルドラゴン、ちょっとこれの精錬をお願いね」

『GuRAaa!』


 スミス様がそう言うと、メタルドラゴンはその大きな口を開けました。

 その口へと持っていた黒鉄鉱石を入れます。

 口の中に置かれたのを確認したのか、メタルドラゴンは口を閉じました。

 するとしばらくして、ゴリゴリと何か破砕する音が響き、しゅごーしゅごーという音と共に体の隙間から煙が上がりはじめました。


「あ、あのこれって……」

「鉱石って精錬しないと不純物が多いから使えないんだよね」

「は……はあ」

「それでちゃんと黒鉄なら黒鉄、その他の鉱石が混ざってるならそれに分ける。その作業が大事なんだよ。それをメタルドラゴンの中で行ってるって訳だよ」

「な、なるほど?」


 すみません、さっぱりわかりません。

 鍛冶なんて行ったことがないので、本当さっぱりです。ごめんなさい。

 心の中で謝罪しつつ、メタルドラゴンを見ていると肩を叩かれ、振り返るとクラフ様が立っていました。


「さて、それじゃあわっちもわっちでやるとするさー。さ、速く出すさー」

「は、はい? だ、だす?」

「そさー、スミスも言ってたでしょ、その弓が調整されていなくて泣いてるってさー」

「あ……、は、はい。言ってました」

「武器本体のほうはエルフの弓だから調整は本人がしないと行けないから、わっちは教えるだけになるさー。だからちゃんと聞くさー」

「わ、わかりました。……その、何をすればいいのでしょうか?」


 クラフ様を見ながら、わたしは尋ねます。

 するとクラフ様は……。


「とりあえず持ち手の布を解くのさー」


 クラフ様に言われるがまま、わたしは持ち手に巻かれた布を巻き取ります。

 すると剥がし終えた持ち手には、幾つかの記号が描かれていました。


「これは……ご主人様が腕輪に彫った物に近い物ですか?」

「おぉー、これが門外不出のエルフの記号さー?」


 持ち手に彫られた記号に首を傾げると、隣からクラフ様が覗きこみ目を輝かせます。

 というか門外不出って、人に見せたら駄目なのでは……。

 そう思いましたが、クラフ様は真剣な目で彫られている記号を見続けています。


「なるほど、人の記号とは違って、ここがこうでこうなってるわけさー?」

「え、えっと、クラフ様……?」

「うん、大体は理解した。この弓は全ての属性を使えるように調整されているさー。でもキミ……えっと」

「フィンです」

「フィンは、何属性を使えるさー?」

「か、風と水です」

「エルフが得意としている属性さー」


 わたしの言葉にクラフ様はうんうん頷きます。


「この弓は全ての属性を使えるように調整されているから、汎用性が高いさー。でも、その代わり特出した属性の威力は出せないさー。フィンは他の属性はどうさー?」

「他の属性は、一応は使えますが大した威力は出せません」

「なるほどさー。じゃあ、他に分散せずに水と風に特出するようにするさー」

「特出、ですか? それはどうやって……」

「多分だけど、エルフの弓が親から子に与えられるというのは、初めは汎用性が高い状態で渡して、そこから子供の得意な属性に振り絞るように調整していたんだと思うさー」

「……かも知れません。わたしにはそれを知る機会はありませんでしたが……」


 クラフ様の言葉にわたしは表情を暗くします。

 ですが、暗くしたままではいけませんよね。そう思いながら顔を上げ、クラフ様に調整の仕方を尋ねましょう。


「それで調整はどうすれば良いのですか?」

「それなんだけどさー、普通だったらその記号を削るのが一番さー。だけどこれは違うみたいさー」


 そう言いながら、クラフ様は小さなナイフを取り出します。

 いったい何を、そう思いつつ首を傾げているとわたしへと差し出しました。


「ちょっと指を切って、その血を記号に塗るのが一番さー」

「は、はい?」

「つまりさー、汎用性になっている状態だからより自分の物だって武器に理解させるさー」

「えっと、つまりは……そこに血を塗るといい、ということですか?」

「そうさー。それで調整は完璧になるさー。でも定期的に塗って更新するのも一番良いと思うさー」

「わ、わかりました。……で、では、いきます」


 ごくり、と息を呑み込みつつわたしはナイフを受け取ると刃を指の腹に当てます。

 ちくりと痛みが走り、当てた先からプクリと血が垂れたのでそれを記号に塗り付けます。

 すると、記号から淡い光が放たれ……それはすぐに収まりました。

 ですが、先ほどと違って弓から何かオーラと呼べる物が感じられました。


「これは……」

「フィンの属性に調整された結果さー。一度試してみるさー」

「は、はい。えと、ではやってみます」


 スミス様に勧められるがままに弓に布を巻き直してから、わたしは弓を構えます。

 とりあえず……一番被害が被らないと思う森のほうに向けましょう。

 そう思いながら、わたしは森へ向き直ると弓を引きます。

 すると、何時ものように魔力の矢が番えられました。

 ですが何時もと同じような気がするのに、何処かスッキリする感覚がします。

 これはいったい? 不思議に思いながらも魔力の矢を見ると込めた覚えが無いのに属性の魔力が宿っていることに気づきました。


「自然と込められていますね? ……い、いきます」


 呟き、わたしは引いた弦を放しました。

 ビィン、と弦の音が鳴ると同時に魔力の矢は森目掛けて飛んでいきます。

 そして矢が地面に突き刺さったのでしょう。

 その瞬間、その場所が――


   激しい風で吹き飛びました。

   水柱が上がりました。

  →雷が地面から空に上がりました。

   矢が通った進路に雨が振りました。

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