リアルにあった昔の出来事
敷島楓
明るい人ほど最後の出会い
変わった行動を取る様になった親友のお父さんは、何か自分の故郷以外で起きた事は、気にせずそのままの意志で動く修正があり、親友の部屋には、油性ペンで書かれたどくとくの『詩』がびっしりと書かれている。主に生と死についての短歌がびっしりと部屋の壁に書かれている。そんなある日いつもと同じように親友と遊んでいると?親友のお父さんが、いつもと変わった感じで話しかけて来た。
『俺、真面目に働く事にするから明日から変わるから……』といきなり言って来る。
親友の母親は、銀行員でばりばりに仕事をこなしていて、家系は、その母親が切り盛りしている。そんな母親の料理は、親友曰く傑作作品が多かったとぼやいていた時期があった。その料理が、野菜炒めを炒めている最中に、調味料を入れて完成した野菜炒めが、凄く酸味の聞いた味わいある炒め物だったと言っている。
何を間違えたのか、塩と砂糖を間違えて炒めてしまい…… 砂糖に蟻が入っていた事に気付かなかったらしくそのまま調味料として炒めたと聴いた。親友曰く食べていると黒い故障の散乱があるけど、よく見ると蟻だと気づくが、妹も母親も良い出来ねと楽しそうに食べていたらしい。そんな変わった家族だったが、あの一言がある意味不気味だった事だけが、翌日に解る。
◇ ◇ ◇
――いつものように、家で掃除をしていると? 一本の電話が鳴る―― 電話に出ると親友の声が聴こえる。 「直ぐに、来てくれ」と言われて胸騒ぎがする感じのまま到着するとパトカー二台と救急車が停まっている事が解る。
急いで、親友の所にいくと黄色いテープがつけられている事が解る。
事情を聴くと、親友が一言の言葉を言う。
「朝起きて扉を開いたら、
二日くらい経ってから、中学校の生徒が何人も親友の家に来て、お線香をあげる所を見る。親友と話をすると、夢を追い続けていた自分が、あんなようにはならないと言っていた親友も数十年が経った頃になると、夢を追い続けて家を出て、好きな事をして十数年ぶりに家に帰ると母親の異変に気づく、母親は、仕事が退職した後一人でこの大きな家で過ごしていた事もあり、仕事と言う概念が無くなった事で、時間だけが過ぎていく生活をしていたらしく、新しい家の仲がゴミ屋敷になっていると親友に電話で聴いた。そして、夢を追い続けていた親友は、終わりが来た事が現実に起きてしまう。母親が、認知症になった事を知ってしまった事で、自分の夢を捨てて、真面目に働くと言う選択を行動で起こした。今では、母親の面倒をみながら社員になれる仕事と奥さんを探していると中学時代の友達から話を聴いた。人間は、一つの分かれ道でこんなにも変わってしまうのだなと
ちなみに、妹さんは、NHKで体操のお姉さんをやっている所をTVで見た事があり、東京で過ごしている事だけと言う話を最後に聴いた。
いつ人間は、『道』と言う物を踏み違えてしまうのだろうと思った。
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