122_抽象的データ

誰かを元にして自分の心を作り上げる

その心をまるで自分だと言いふらして

作り上げたんだって威張り散らしてる


本当は誰かも分からないデータなのに

その人を理解しないで理解したふりで

そのデータを勝手に自分に使っている


出来上がったデータは誰のものだ

フィルターはかけたけど僕のもの

そう自信もって言えるのだろうか



散らばった僕のデータは

誰かが拾って作るだろう

僕のデータだって言って

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