048_雨の日の誕生日
雨の日の誕生日
独りぼっちの誕生日
絶対に残すホールケーキ
雨の音、その弾く音が僕を祝福してくれる
一昔前の子供の頃の友人の記憶
祝う人もいない、祝う人の誕生日も知らない
気味が悪いので誰も来ない
もう慣れました
明日は誕生日だ
またケーキを買わなくちゃ
明日よりもずっと気分が悪くなる
明日よりもずっとだるくなる
明日よりもずっと歳をとる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます