【ゲーム】 ライデンファイターズ

 雷電のシリーズだが、作っているところが別なんだっけか。


 特徴は、やたら音楽のテンションが高いこと。


 雷電の音楽って、ドラマチックな「泣きのギター」がたまらない。

 ヒロイックで好き。それはそれで、良さがある。



 対して、ライデンファイターズの音楽はバリバリのテクノサウンド。


 こちらの攻撃がバリエーション豊かな上に敵の攻撃も激しい。

 ステージの攻防戦に合わせて、ガンガン音楽で追い立ててくる。


 二作目の「2」でも狂っている。

 

 三面の列車をシバく「敵ボス自体がステージ化している面」だと、「ドン、ドン、ドン、ドン!」というドラムに急かされて縦横無尽に襲ってくる敵を打ち倒していく。



 三作目の「ジェット」になってくると、もうこちらを急かす急かす。

 すべての面において、凄まじいビートで耳を刺激してくる。


 本作は通常の雷電と違い、自機の戦闘スタイルが機体ごとに違う。


 個人的に、チェイサー型が好き。

 攻撃力が低い。動きが早すぎて、コントロールが効かなくて勝手に敵弾に当たってすぐ死ぬ。


 だが、この機体のロマン部分はなんといっても

「ためウチで『雷電名物のリーマンレーザー』を撃てる」

 ことだ。


 リーマンレザーとは、『プラズマレーザー』といって、敵を追尾してくれる極太ホーミングレーザーを撃てるのだ。

 会社員が使っていたから、この名称が出来たらしい。


 これをやるために、なけなしの100円がどれだけ消えていったか。

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