020――ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWN(ゲーム)
あらすじ
2019年5月。エルジア王国が世界の覇権を握っていたオーシア連邦に宣戦布告。同時にオーシアが主となって建設していた軌道エレベーターを占拠し、オーシア各国の貨物コンテナから飛び立った無人機がオーシアの基地だけをピンポイント攻撃するというクリーンな戦争を展開し、オーシア連邦は窮地に追い込まれる。
「IUN国際停戦監視軍」フォートグレイス島基地所属「メイジ隊」2番機である
概要
10年以上の時を経て発売されたナンバリングタイトル最新作。
脚本は『BLACK LAGOON』や『この世界の片隅に』で監督を務め、過去のエースコンバットシリーズでも『ACE COMBAT 04 shattered skies』、『ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR』の脚本も務めた片渕須直。
シリーズ集大成として、ナンバリングタイトルシリーズ内で起きた過去の様々な戦争もストーリーに組み込まれており、美麗なグラフィックと壮大なストーリーも楽しめるフライトシューティングゲーム。
この作品は前からファンでしたが、据え置きの家庭用ゲーム機をいままで持っていなかったので実際にプレイしたのはPSPで発売された『ACE COMBAT X Skies of Deception』のみでしたが、今回このゲームのためにPlayStation4を買い、ゲームもコレクターズエディションを予約して待機していました。
まず最初に、このゲーム初見だとめっちゃ墜落します(笑)
これを書くために2周目をプレイしましたが、1周目は普段ゲームをまったくと言っていいほどしないというのもあってか目も当てられないくらい墜落しました。そりゃあもう色んなところでヘマやらかしましたとも(遠い目)。
今回は無人機と有人機の空の王座をかけた争いというのもあってか、敵であるエルジア側が無人機の数で押してくる部分があるので通信のやり取りを聞いている暇もないくらい攻撃に晒されました。
最終的な目的は「戦争に勝利する」というものですが、ミッションを進めるにつれてその一言では表せないような混迷が戦場を覆っていきますし、そのためにミッションごとに不可能と思われる任務を幾重にもこなさなければならないという現実がプレイヤーの心を圧迫します。さらにミッションがアップデートされ、より過酷なものにもなったりしました。
実際、444部隊所属時には敵施設破壊ミッションのはずが視界の最悪な砂塵の中に突っ込んで隠れたタンクローリーを探したり、雷雲に満ちた渓谷で敵エースパイロットとのドッグファイトを強要されたりとなかなかな鬼畜っぷりです。
ストライダー隊に所属するようになると、実力によって部隊内外からの信用は得ますが、敵味方を識別しながら味方の支援をしたり、無人機に背中を晒しながら超兵器にひたすらミサイルを叩き込んだり、敵を追いかけて狭いトンネルに機体を突っ込ませたりと過酷な任務が課せられます。まぁ、エースコンバットのお約束みたいなものも含まれているのですべてがすべてではありませんが、鬼畜なことには変わりありません。
たださすがは現行機というのもあってかグラフィックが綺麗で、飛んでいる時にどちらが空でどちらが地上なのかわからなくなることがあります。機体グラフィックなども想像以上でスクリーンショットと動画撮影がめっちゃ捗りました。そのせいでひとつのミッションに数時間を要することもありましたが……。
それと試作的に導入されているそうですが、専用ミッションのついているVRモードが非常にプレイしたいのですが残念ながらPSVRのほうは持っていないのでそれはまた次回で。
ともかく、実際にプレイしてみて戦闘機という飛ぶことのみに特化した機械を操る緊張感やら不自由さを体験してほしいです(笑)
ストーリーライン
フェーズ1
・エイブリルがレストアしたF104での飛行中にエルジアの無人機とオーシア戦闘機のドックファイトに遭遇。撃墜され、オーシア軍に逮捕される
・国際停戦監視軍フォートグレイス基地が所属不明機による爆撃に遭い、トリガーたちが敵機を排除する(M1)
・所属不明機がエルジアのものだと確認され、他の国際停戦監視軍の基地も攻撃を受けた報告が入る
・エルジア王国がオーシア連邦に宣戦布告し、各地のオーシア基地を襲撃。建設中の軌道エレベーターも占拠する
・オーシア軍の空母ケストレルⅡの艦載機がエルジアの首都ファーバンティ周辺を攻撃し、エルジア空軍が撃墜するが、エルジアの街に被害が出る
・エイブリルが懲罰部隊に移送され、メカニックとして機体のレストアをし始める
・トリガーが軌道エレベーター奪還作戦に参加。先遣隊として出発し、スコフィールド高原に展開した敵地上部隊を撃破する(M2)
・チョピングルブでの航空優勢確保の任務中、アーセナルバードと搭載されている無人機MQ-101による襲撃によって一部部隊が全滅し作戦が失敗する(M3)
・エルジアの首都、ファーバンティーへの再攻撃任務についていた空母ケストレルⅡが撃沈される
・軌道エレベーター視察中に開戦に遭遇したハーリング元大統領の生存が確認される
第1プロットポイント
・ハーリング元大統領救出のために出撃したトリガーだったが、元大統領の乗ったオスプレイを誤爆し、墜落させてしまう(M4)
フェーズ2
・トリガーが軍事法廷で有罪となり、オーシア空軍第444飛行部隊――懲罰部隊に放りこまれる
・トリガーが懲罰部隊基地を爆撃にしに来たエルジア爆撃機の遊撃任務に駆り出される(M5)
・ロカロハにて敵基地襲撃作戦にトリガーが参加する(M6)
・オーシア空軍の強行偵察部隊の帰還ルートにあるインシー渓谷の敵レーダー施設と兵器の迎撃任務を与えられるが作戦中にミハイの乗るSu-30と交戦する(M7)
・トリガーがミハイを退け、強行偵察部隊のストライダー隊とサイクロプス隊を444基地に着陸させる
・エイブリルがトリガーと共にしんがりを務めたタブロイドにミハイとの戦いを聞く
・無人機の燃料補給を行なっているアルティーヨ港の敵燃料プラントを殲滅する(M8)
・ワイアポア山脈の敵レーダー施設破壊任務を行う(M9)
・444部隊が正規軍に編入され、タイラー島奪還作戦に参加。トリガーとカウントがタイラー島に向かう444部隊とは別に極東司令部へ向かうマッキンゼイ司令を護衛する(M10)
・トリガーとカウントが長距離戦略打撃群の一員に編入され、敵の主力艦隊であるニヨルド艦隊殲滅作戦に参加する(M11)
・ストーンヘンジによるアーセナルバード狙撃作戦が決行され、成功。アーセナルバードの一機が撃墜される(M12)
・アーセナルバードの防空圏が縮小され、オーシア軍がエルジアに支配された地域を次々と奪い返す
・シエラプラタ近郊のミサイルサイロ起動の動きがあり、トリガーたちが爆撃機による終末誘導爆撃を行う(M13)
・首都ファーバンティ制圧のため、レイニー岬にあるエルジア空軍基地を強襲し、奪取する(M14)
第2プロットポイント
・ファーバンティ制圧作戦と同時に通信衛星破壊作戦が決行され、作戦は成功するが、同時にエルジアがオーシアの通信衛星を破壊したことで戦況が混乱に陥る(M15)
フェーズ3
・エルジア軍とオーシア軍が互いの通信衛星を破壊しあい、各地に散らばった両軍が孤立する
・トリガーがアンカーベッド市外にいるエルジア将校を護衛するが、直後空域に入り込んだ国籍不明機(ローザの乗った連絡機とその護衛機)を守ることとなる(M16)
・タイラー島にいたエイブリルがローザと出会う
・トリガーたちがタイラー島に向かうが、敵味方入り乱れる混乱の中に飛び込むこととなり、味方の支援とアーセナルバードへの補給を行うサプライシップの撃墜を行う(M17)
・エイブリルたちがタイラー島を脱出する
・トリガーたちが補給物資を得るためにシラージ城を強襲するが、現れたミハイと交戦し、撃墜する(M18)
・軌道エレベーターの支援工場にたどり着いたエイブリルたちがミハイの孫娘であるイオネラ・ア・シラージがミハイの戦闘データが蓄積されたデータチップを破壊する現場を目撃する
・エイブリルがミハイの戦闘データが搭載された無人機の製造を止めるために送電している軌道エレベーターの破壊を計画する
・トリガーたちがエルジア急進派が軌道エレベーターを狙っているという情報を手に入れ、有志連合によるアーセナルバード破壊作戦が決行される(M19)
・アーセナルバード破壊には成功するものの、直後出現したミハイの戦闘データが搭載された2機の新型無人機によってオーシアとエルジア有志連合の航空戦力が壊滅的な被害を受ける
・トリガーが被弾したカウントと共に座礁した空母、アドミラル・アンダーセンに着艦する
・エイブリルがアドミラル・アンダーセンにやってきてトリガーたちの機体を修理する
・軌道エレベーターの通信機能によって自身のデータをばら撒こうとする新型無人機撃墜任務が降り、見事無人機を撃墜し、データの拡散を阻止する(M20)
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