別に猫のことをさして好きでもない癖に

あんまりにも「結婚大丈夫?」と聞かれるので、今日はプラスの内容を書く。

書くったら書くのだ(脳みそ雑巾絞り)。



つい先日、今から帰りますという報告と共に、『画像が送信されました』との通知が来た。開けるのめんどくせぇな(料理中)と思いつつも、LINEを開くと夜道を駆ける白い猫(のようなもの)。この人、さして猫のこと好きでもない癖に。


好きでない理由がちょっと可愛くて。

ホームステイ先のお宅に犬も猫も居たのだけれど、帰ってくるたびにハイテンションで歓迎してくれる犬のことが大好きになりそれから犬派、夜眠るたびに全部屋の扉をわざわざ開けてまで点検してくる猫に辟易して猫はそれから苦手。猫にプライバシーの侵害されてから苦手。

いや猫も猫なりの優しさをもってそうしたのでは(知らんけど)と思うのですが、まぁ、仕方ないかなとも思う。全猫に当てはめるのどうなのとも思うけど。


そんなさして好きでもない猫(のようなもの)の写真をわざわざ送りつけてくるのは実は二回目である。猫はこの人のこと好きなのではとすら思う。

ただ、ああ、この人は私が喜ぶと思って猫がいたよと知らせているのだなぁと思うと、それは確かに愛だよなぁ。


好きな人が出来ると、好きなものが増えるよね、というのはすでに書いたかもしれない。ずっと言っているので。世界に好きなものが増えるという理由だけで好きな人が居るというのは良いなぁ。

そうして好きになった音楽とか本とか、そういうのみんなあるのでは?と思う。

私も雨は苦手だけど、友達が雨は良いなぁと言うのが思い浮かぶので、雨でも良い、と思う。


買い物に行ったときに、知ってる人々の好きなものを見つけると何となくテンションが上がるが好きだ。近しい人にお土産やプレゼントを選ぶのも好きだ。

起きもしない未来を不安に思うときがあるように、分らないけど喜んでくれたらな、という期待があるのかもしれない。おせっかいおばさんなのだわ。

思うだけでなくて、それをやっても許される距離感の人が居ることが幸せだなと思う。

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