第一章 - 覚醒
1 ~鮮緑の少女~
二〇八九年四月二十日:東京
ってここは
「ディザイアー、
「っ了解、
ディザイアーを追い掛ける、先輩魔法少女の
あらかじめ打ち合わせていた通り、ドーベルマンを
ディザイアーが五十メートルくらい先の
「はああああああぁぁぁ!!」
ディザイアーは
「ナイス
すぐに声を掛けてくれる
「あ、
「……『ナイス
左手に立つ
「あ、ごめんねトモナちゃん。ほだなごど……そんなごどよりも、放っでおいだらせっがぐ
「へ、あっ、しまった」
左手に持っていた杖を両手で構え直し、頭をやや低くして
「トモナ、さっきのはほぼ
「うん、ダイジョーブ。なんとかなるよ。
「
「えへへぇ」
苦笑いしながらも——
「
顔はディザイアーに向けたままで、
「
「おk」
「えぇっ!? ちょ待っ、
そこにすかさず
「グギャゥッ………!」
「ああもう!
叫ぶ
「ありがとう
「……ぅぅぅぅゔゔゔ、ガアアア!!」
「う———ン」
「!? ゆア―――」
それを見て、倒れる
視界がぐらつく。
「——!? っく……」
違う。
「と、もなちゃん……!
顔だけで
【
数十年前、
そして今回このディザイアーの
のそりと、
そこで、またふと思ってしまう。
――ああ。あたしに魔法が使えたら――
違う。
そうじゃない。
それは今
ぐちゃぐちゃに
「あた、しは……まだ――」
「グル……クグルルルル……!」
「——
「グルルルァァアアア!!」
十メートル以上はある
体の中心に集めた
ズドンッッ!!!
と身を
空から降ってきたその
少女が拳をディザイアーから引き抜くと、その手からは
それらは地面に落ちる間もなく
ディザイアーのコアを壊すことが出来るのは、
「待って……!」
そこで
杖に集まっていた魔力は
「アブっ………! あ
ヒリつく
「あなた……もしかして
それを見送ったところで、さっきのディザイアーの攻撃の
その、意識の途切れ
あれは、 いったい なんだったの だろう
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