高速道路と国道を駆け巡るバイク女子!!

第46話 佐野と鬼平。

　そして大谷PAを出発した私はこれから東北道の佐野SAに向かって走り、それまで走行風景を楽しもうとした。

　そして佐野SAを利用すばそれだえで非常に使い勝手の良い場所なのでそこで休憩するのに非常に良い場所なのだと実感した。

　なぜなら、佐野SAは上下線とも利用可能な構造になっており、階段で利便性を上げればそれだけの大きな意義を作り出せる状況に私は非常に便利に感じているからだ。

　それ故に都賀西方（つが にしかた）PAを通過してこれから佐野SAまで向かう事にした。

　都賀西方（つが にしかた）PAは下り線こそ、綺麗になって使いやすくなったが上り線はあまり使い勝手が良いとは言えず、現状でも変えなければいけない要素が非常に多く感じる。

　そう思いながら私はこれから佐野SAに向かって走り始めた。

　そして鹿沼ICを通過して、都賀西方（つが にしかた）PAを通過すると水戸方面と東京方面が分離する栃木JCTまで来てそのまま東京方面に走っていった。

　尚、鹿沼ICは宇都宮駅西地区に行くには非常に重宝されるICとなっている。

　宇都宮ICは宇都宮市のはずれにあるが、ここは宇都宮駅西地区に行く際には非常に重宝され、出て暫くしたらあっという間に到着するので、重宝される。

　ちなみに宇都宮駅東地区に行きたい場合は福島方面からなら、矢板IC。

　東京方面や常磐道方面なら宇都宮上三川ICで降りた方が良い。

　それだけ宇都宮駅は広いからICの使い分けが非常に大事になるからだ。

　因みに新4号や常磐道方面に行く際には栃木JCTを利用するのが望ましい。

　なぜなら、そこから北関東道を経由して宇都宮上三川ICや友部JCTを介して新4号や常磐道に行かれるからだ。

　最も、最近は圏央道も4車線化され、速達性こそ上がっているが、圏央道の途中休憩所は坂東PAしかなくそこには道の駅とセイコーマートしかないのが非常に判り切っているから非常に混雑している事が明らかだからこそ、ここを利用した方が望ましい訳だ。

　そして東北道が渋滞している際に、新4号を利用すればそこから渋滞に巻き込まれず、基本帝に6車線の快適道路で五霞ICまで行かれるから猶更、利便性が高い道路だと感じていた。

　そう思いながら、私はこれから栃木JCTを通過した後、栃木ICを通過して岩舟JCTを通過していよいよ佐野SAに到着し、ここで少し休もうと思った。

　幸いにもここは東北区間に比べて速度が遅いせいか少しだけ楽に走れる状況に私は少し落ち着いた。

　そしてこれから佐野SAまで行ってこれから幸喜さんと共に施設内を見ようと思った。

　確かに建物は古臭いがぼろい印象がないのが良い。

「幸喜さん。これから宇都宮方面の施設まで行ってみないか?」

「あぁ、俺も行ってみたいから是非、頼むぞ。」

「了解。」

「美咲さん。私も非常に楽しみだから降りてみるから。」

「えぇ。そうだな。」

　私は彼らにそう了承を得ながらこれから私は佐野SAを会談で南下してくだり施設まで到着した。

「意外だ。東北道の佐野SAは意外と上りと下りが階段で楽にいかれるのは凄いな。」

「あぁ、そうして階段の途中にはホテルがあるだろ。」

「そうだね。あそこにホテルがある事で非常に休むのに非常に楽な傾向もあるからな。」

「勿論だ。故に、ここでお風呂等が用意されていれば非常に良いと思った事もあるけどな。」

「美咲さん。やっぱり、貴方は凄く高速道路の休憩所についてよく理解している人間

なんだなと思うと凄く関心してしまうね。」

「あぁ、そうだな。幸喜さんにそういわれると凄く気分が良くなってしまうのも無理もない。それで、私は下りの施設によると必ず、ダックワースを買っておきたいんだ。」

「ダックワースって大麦のお菓子だよね。」

「あぁ、そうだ。ダックワースは大麦のお菓子で栃木県にある大麦でビールに使えないものをダックワースにして作ったのが由来だ。」

「成程。つまり、ビールの麦が使えないからダックワースに変えるのはあり得るんだな。」

「その通りだ。」

　私はダックワースに関して説明しながら、幸喜さんと共に佐野SAの売店で買い物していた。

「じゃぁ、少し旅籠屋まで上がっていこうか。」

「そうだね。」

　私はそう思いながら佐野SAから階段を上って、そこから旅籠屋まで除いた。

　すると旅籠屋は小さそうに見えて意外と使える宿泊所だと思うとそれだけで非常に重宝される理由が何気にわかってきた気がして私は非常に一安心した。

　そう思いながら私達はこれから東京方面の施設を見て、レストランや売店などを除いて暫く休憩して、佐野SAを出発した。

　そして佐野SAを出発した後、佐野藤岡ICと館林ICを過ぎた後、いよいよ最後の羽生PAまで到着する手前だった。

　佐野藤岡ICでは国道50号、館林ICは国道354号が通っており、国道354号を西へ行くと高崎駅まで楽に行く事ができる他、東へ行けば新4号まで楽にいけるから非常に重宝されるといってもよい。

　だからこそ、北関東は高速道路もそうだが、高規格バイパスをうまく駆使する事で移動を楽にできるといってもよい。

　そう私は、思いながら川を渡った埼玉県に突入した途端、いよいよ羽生PAに見えてきたので、ここで私は幸喜さんと最後の話をしようと思った。

　そして羽生PAに到着してからこれからこの場所でしっかりと休もうと思った。

「おぉ。ここが鬼平江戸処（おにへい えどどころ）なんだよね。美咲さん。」

「あぁ、紗枝（さえ）ちゃんもこの場所をよく理解しているんだね。」

「勿論、ここではお座敷があるからそれだけで非常に楽に過ごせるからな。」

「あぁ、そうだな。」

「じゃぁ、美咲さん。これからその席を確保しようか。」

「勿論だ。幸喜さん。」

　私達はこれから座席を確保する行動をとりながらまずはそのお座敷の席を確保した。

「なぁ、ここで座るとそれだけで非常に楽に座れるな。」

「そうな。ここはテーブルで非常に楽に座れるから確実にここは楽な場所だと思うぞ。」

「だね。」

「でっ、美咲さん。私と美咲さんは隣の席で座るけど、大丈夫かな?」

「あぁ、大丈夫だ。むしろ、その方が非常に助かるからな。」

「ありがとう。美咲さん。」

　紗枝（さえ）ちゃんがこんなに喜んでいる話を聞くだけでそれだけ非常に嬉しくなる状況に私は少し安堵した。

　だが、私はここで彼らに話す内容だけは纏めていた。

　ここで話さなければこれから彼らと話す場所がないから猶更と思うと非常に緊張した。