第6話 電気工事の仕事の為、つくばまで出張する。
私は電気工事の仕事の為、現在は相模原からつくば駅に向かっている最中だ。
現在は、国道16号の橋本駅付近にいる。
ここは信号の関係上、渋滞する事が多かったが、横浜線の立体交差付近は高架化され、更に413号の交点は地下立体で速度が非常に向上した。
―――横浜線が地下立体になって非常に移動が向上したね。
私はそう思いながら、国道413号と横浜線が混じる立体を通過し、国道16号を走りつづけた。
そして元橋本交差点を過ぎると八王子バイパスに突入する。
八王子バイパスは既に無料バイパスになっており、移動が非常に容易になった。
加えて信号交差点が減少したので移動の際にも非常に楽なのがありがくしかも、途中には北野駅には休憩所まで併設されている。
だから私は、八王子バイパス、北野駅を過ぎて八王子を通過し、そのまま国道411号に突入してバイパスを走り続けた。
途中、道の駅などや某大学の近くを通過し、ようやく圏央道あきる野IC入口交差点を右折し、圏央道に突入した。
圏央道に入ると、日の出IC付近でオービスがあるので速度は極力控えていた。
そして日の出IC付近のオービスを過ぎるとそこから快走する車が激増し、トンネル区間を何回も通りながら青梅ICを通過し、埼玉県へ突入した。
―――相変わらず、このトンネル区間は疲れるよ。
そして埼玉県へ突入すると追い越し車線の車が急に速度を出すようになり私は少し怖かった。
ここは80km/hだが、追い越し車線を走っている自動車は100km/h以上の速度を出して通過していた。
埼玉になった所為なのか速度を出す車が激走した様に感じる。
そう思いながら入間ICを通過した。
そして入間ICを通過すると車が更に多くなったが途中で狭山PAに入り休憩した。
―――ここが狭山PAの外回りなのか…。
私は始めこそ驚いたが、ここの外回りは、狭山テラスという場所で狭山茶の乾麺や狭山茶などが販売されていた。
同時に今日は土曜日故か、パンやお茶の量り売りが始まった。
―――じゃぁ、狭山茶の乾麺と狭山茶を買い足ししておくか。
私はそう思いながら、狭山PAで買い物してこれから出発する準備をした。
すると、私が出発する様子を見てどうやらおじ様たちが私達の前に集まった。
「嬢ちゃん。少しバイク情報を提供しようか。」
「うん。分かった。私はつくばに向かって行っているのだが、この先は確か、五霞ICが危ないとか言われているよな。」
「あぁ、あそこは新4号と交わる五霞ICで、五霞PAも併設されている。なぜかわかるか。」
「確か、五霞PAが新設されたのは坂東PAの暫定処置と新4号との接続が非常に重要視されていた事が理由じゃないかと私は思うぞ。」
「あぁ、その通りだ。」
「なる程ね。」
「で、今は大栄JCTまでは4車線化したけど、かつては久喜白岡JCT以東は暫定2車線だった気がするがそれはどうだ。」
「あぁ、合っているさ。そのお陰で常に非常に危ない道路として君臨していたからね。」
「そうか。なる程な。」
「中でも五霞IC付近は利用台数が多いのに暫定2車線で非常部危ないICだったと俺は記憶しているよ。」
「了解です。では、気を付けます。」
私も五霞IC付近が非常に危ない場所だと分かっていたが、新4号が交わる他に五霞PAがある事も何よりの要因だと感じたと思うとなぜか納得した。
「ありがとう。おじ様。」
「嬢ちゃん。気を付けて走行しなよ。」
「うん。ありがとう。私はこれからもバイクで進むからね。」
私はおじ様と話を終え、大丈夫だよと語った後に、再び圏央道本線に入っていった。
狭山PAを過ぎると直ぐに狭山日高ICに到達していた。
狭山日高ICは秩父や川越の神奈川側の入口とも言われており、ここから秩父や川越に行く事が出来る。
又、埼玉県道30号を介せば小川町に行く事も非常に容易だ。
そして関越道と交わる鶴ヶ島JCTから道を進んで川島ICを過ぎるといよいよ100km/h区間に走る状況になり、ここから速度が急激に上昇する。
そして桶川北本ICを過ぎると地下に入り、トンネルが何本も続く状況が続いていた。
そして隣の桶川加納ICを過ぎるとトンネルから大きく広がる田んぼになり、菖蒲PAの場所まで見えてきた。
菖蒲PAは上下線集約式でパソコンやフリーWiFiが可能な場所だと俺は分かっている。
それ故に私は普段はここで休むことはあるが、今日はつくばに急ぐ為、ここを通過した。
そして東北道と交わる久喜白岡JCTを通過し、それからは4車線化された道を快走路で幸手IC、五霞ICなどを過ぎて茨城に突入した。
茨城区間になると楽に走れるようになり、橋の揺れは基本的に消えていった。
途中の五霞ICは確かに新4号があるせいなのか降りる車も多かった。
そして、境古河ICや坂東ICを通過して、こんな快走路を楽しんだ。
そして常総ICを過ぎ、いよいよつくば中央ICまで到着して、ようやくたどり着いた。
―――ようやくつくばに辿りついたか。
そして私はつくば駅に向かって行き、研究学園駅の先の交差点を右折し、つくばの仕事場まで到着。
それから、つくば駅の電気工事を始める準備をした。
「美咲様。貴方をお待ちしておりました。これから電気工事で重要な場所はありますか。」
「まずはポイント関係だ。ここを調べないとポイントが常に故障している可能性はなきにしも非ずだ。」
「そうですか。」
私は仕事場の駐車場にバイクを注射しこれからつくばエクスプレスの点検を始めた。
ようやく、私の仕事が始まると…。
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