第545話

 ハリーは外の様子を伺い、慎重にドアの内鍵を掛けた。

 

「ふゥ~……」

 ようやく僕とピンクそれに、用を足したフォックスはトイレから出た。


 男二人と女子一人でトイレの個室に入るなんて決して良い気分ではない。


「もォ~、最低ェ~ー……」

 ピンクはフォックスを睨んで、僕の腕に絡みついた。

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