第413話 血まみれの男

「う、わァ~ー❗❗❗

 なンじゃこりゃァ~ー!!」

 隣りの個室から男性の叫び声が響いてきた。


「え…、な、何…!? 今度は……」

 ピンクとボクは慌てて立ち上がり、隣りの個室を覗いた。


 その瞬間、

「キャァ~ー~~ー!!」

 またピンクが金切り声を上げた。


「う…❗❗」

 思わず、ボクも小さく呻いた。


 何と隣りの個室には、血塗ちまみれの男が倒れていた。

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