第407話

 モヒカンは用が済んだらしい。

 鼻唄まじりに、ご機嫌だ。


「……」ほんのつかの間、鏡越しに視線が合ったが、彼はヘアセットに余念がない。 


 奥へ入ると四つ個室があり、奥の二つ目で、エッチの真っ最中のようだ。


『あン…💕 イク、イッチャうゥ~💕』

 激しい女性の喘ぎ声が漏れてきた。

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