第374話

 マチルダの舌がニュルッと、口にはいり込んでボクの舌に絡みついた。


 熱く火照った身体をボクに押しつけて息が出来ないほど、激しい口づけだ。


「ン…、ンゥ…」

 鼻息で呻く事しか出来ない。

「ちょッ、く、苦しいよ……」

 このままだと窒息してしまう。

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