第365話 ブルーローズに……

「あ! 頼んでおいて、何だけど……」

 真神 天司ヒロシは美玲の耳許で囁いた。

『これ以上、『ブルーローズ』に関わるな……!!』


「え…!? どう言う事ですか……」

『いいから……

 オレと会った事も誰にも言わないでくれ!!』

 我ながら、ムシの良い話しだ。

 これでは美玲に、愛人になれと言っているみたいだ。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る