第322話

 バージンスノーのごとく白い肌に漆黒の下着ランジェリーが鮮やかなコンストラストを生み出し、色香を放っていた。


 クラクラするような甘く蠱惑こわく的な匂いがボクの鼻孔をくすぐっていった。

 ゴックンと生ツバを飲んだ。


『もしもしィ~…、総長!!』

 マジーの呼ぶ声が、ずっと遠くから聴こえてくるようだ。

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