第318話

 後ろ髪を引かれる思いで、病室から出ると振り返って女医の本城マリアに訊いた。


「あの…、病院内でスマホの使えるトコは……!?」


「あ、あァ~、それなら、こちらへ……!!」

 マリアに腕を引かれ、応接室のような部屋へ通された。


 早速、真島に折り返し、連絡を取ってみた。

『もしもし……』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る