第267話 ユーマを殺したのか❗❓

『お、おい! ユーマ!

 なんだ! アイツがユーマを殺したのか!?』

 脳内で、天司ヒロシが叫ぶが、ボクは構わず、あの不審な男を追い掛けようとした。


 けれども身体が言う事を効かない。

 足をふらつかせ、ようやくエレベーターまで辿り着いた。


「く、くッそォ~……」

 ゲージを見上げたが、エレベーターは既に一階へ降りていた。


「チィ……」

 すぐに、エレベーターのタッチパネルを連打した。


 

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