第177話 キスしてェ~😘✨💕💕

 天司ヒロシに運転を任せると、ものの十分も経たずに目的のマンションへ到着した。


 七階建てマンションの四階に目指す岬 優真の部屋があった。


 片側の手すり越しに駐車場が覗いて見え、そこに天司ヒロシのポルシェを停車させた。


 ボクたちは出入り口間際にあるエレベーターに乗り込み、四階のボタンを押そうとした。

 だが、その寸前、舞美に抱きつかれ、

「フフ…、ユーマ💕 

 キスしてェ~😘✨💕💕」

 さっきの続きをせがまれた。


「えェ~……😳💦💦」

 ドギマギして固まってしまった。

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