第110話 ラブホか❗❓

《う……❗❗》



 突如、視界が開けた。

 やたらに眩しいが、目をこすって辺りを見回すと、どうやら現世に戻ったようだ。


 ドラマで見るような豪華な寝室だ。ベッドもフカフカで申し分ない。

《ン~……どっかのラブホなのか……?》

『違うよ! バカ!』

 いきなり男性らしき声がボクの脳に伝わってきた。テレパシーのような感じだ。

《え……あ、あの……》

『ここァ、オレの部屋だ 😡💢💢💨』

 声の主は、かなりご立腹の様子だ。

《え……?? あ!

 ど、どォ~も……

 ゴ、ゴメン m(_ _)m💦💦》

 思わず、ペコリと頭を下げた。

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