第105話

 心を開くって、どうしたら良いンだろう。


 そんな事を考えていると、バーバラの濡れた舌が絡んできて、ボクの口内で、『ヌチュヌチュッ』と言うみだらな音を響かせた。


「あ、あの…、も、もし現世へ跳躍とんだら、そ、そのあと……

 ボクは、どうしたら良いンでしょうか……」

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