ザ・肉(笑)
北海道でお肉と言えば、やはりジンギスカンを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
でも羊のお肉ですから、多かれ少なかれ匂いと言いますか、羊特有の癖はどうしてもあるものです(汗)。まぁ、僕はマトンのような羊臭プンプンのお肉も大好きなので、全然問題はありませんが、万人向けということで最近のジンギスカンはマトンよりラム(子羊)が主流かなぁ。
しかしですよ!このジンギスカンのお肉である羊ですが、北海道では食肉用の羊って凄く少ないんですよ。知ってました?
ほとんどのお肉はニュージーランドなどの輸入品で、味付けジンギスカンの場合は、それぞれ付けこむタレの味で差別化が図られてると言っても過言では無いでしょう。
そんな道産子の僕が、現在一番好きなジンギスカン(味付け)は、厚真町にある市原精肉店さんのジンギスカンです。https://azuma-j.net/
このお肉を知ったのは、かれこれもう25年くらい前になると思いますが、安平町に住む友達が、BBQの時に買ってきてくれたお肉で、その時から大ファンとなりました(笑)。お肉の厚さ、柔らかさ、そしてタレの味と、もう完璧です!
そんな市原精肉店さんのジンギスカン、実は去年一昨年と2年ほど食べる機会を失ってました。市原精肉店さんがある厚真町は、覚えてる方も多いと思いますが、3年前の胆振東部地震の震源地となったところです。
広範囲にわたり被害が出て、2次的な被害として北海道全体のブラックアウトを起こしたことも記憶に新しいのではないでしょうか。
3年経過した現在も完全復旧とはならず、いまもなお仮設住宅での暮らしを余儀なくされてる方も大勢いると思います。
震災直後から大勢のボランティアの方が復興に尽力されていて、ちょっとBBQのお肉を買いに行くという気持ちになれなかったんですよね(汗)。
ネットで色々情報を調べて、震災の爪痕もだいぶ落ちついて来たようなので、応援(地元にお金を落とすという)も兼ねて、3年振りにお肉を買いに行きました。
ちょっとパッケージが変わってましたが、小屋でBBQをして食べると、食べ飽きのしない美味しい味付けに、柔らかいのに肉厚で食べ応えがあるお肉で、どんどん箸がすすみます。
このお肉は炭火の上での網焼きも美味しいのですが、こんかいは珍しく使い捨てのジンギスカン鍋にしてみました。
昔は北海道のどの家にも、鉄製のジンギスカン鍋があったのですが、最近はほとんど見かけなくなりましたね。それでも良い時代になったもので、アルミ製の使い捨てのジンギスカン鍋なるものが売られてて、今回はその鍋で作りました。
ちょうど妻の両親も小屋に泊まりに来ていたので、家族4人でのBBQでしたが、お歳を召した義両親も、久しぶりのジンギスカン鍋で焼いたお肉を、たくさん食べてくれました。
緊急事態宣言が解除されたら、梅雨のない北海道に来て、ぜひこのジンギスカンを食べてもらいたいものです。
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