習慣

 マックスバリュで小松菜が安かったので、またシラスと炒めてやろうと3束買いました。


 確か小揚げは冷凍庫にあったはずなので、あとはシラスを買えば良いだけですが、何かの拍子に頭から飛んでました(笑)。←最近よくある

 で、レジに並んでるときに、思いだしました


『あっ!』

『ん?どうしたの?』

『しまった、小松菜とシラスの炒め物作ろうと思ってたのに、シラス買い忘れてる』

『ダッシュ!(して買ってきなさい!)』


 ソーシャルディスタンスで、レジまでの距離はあるように見えるけど、実質次が僕たちの番だ。買い物の量からするとダッシュで買ってくれば、会計前に戻ってこれるだろうと列を離れたのは良かったものの、よく考えたら痔瘻の手術してまだ2日目(汗)、本当なら駆け足なり大股で急ぎ足で売り場へ向かいたいのですが、大殿筋に力を入れると痛みがね・・・心は急いで、でもお尻には優しくで(笑)

 さて、売り場に到着したはずなんだけど、あれ?シラスが売ってない!近くを見まわしてもそれらしいものは並んでない。???マークがたくさん頭に浮かぶが時間的に戻らなければならない。もちろん帰りも安全運転でね。

 ちょうどレジ打ちが終わったところだったようだが、手ぶらの僕を見て会計をするよう店員さんに頼んだみたいだった。


『どうしたの?売り切れ?』

『いや、売り場に無かったんだよ』

『えー?そんなことある?』

『そう思ったんだけど、無いものは無いから戻ってきた』

『それ、絶対見落としてるよ』

『まぁこのままラルズに寄って買って帰ろう』


 買い物を車に積んだけど、妻は納得いかない表情で


『ちょっともう1回見て来るね』


 そう言い残し店内へ。5分後、片手に無料ビニール袋を下げた妻が戻ってきました。


『あったよ?(笑)』

『えー?どこに?』

『あの突き当りの鮮魚コーナーの左側に』

『左、左?』

『うん、冷凍のエビとかある位置で売ってるのはラルズだよ?間違ってない?(笑)』

『・・・間違ってました(笑)』


 考えてみると、シラスをマックスバリュで買ったことないはずなのに、売り場位置はラルズの場所に見に行ってるんだから、あるわけないですね(笑)。

 よく考えれば、ラルズの方はシラスが干物売り場の一角にあるんだから関連性もあるけど、道理でマックスバリュは周りに冷凍魚介類があるはずだわ(汗)。


 いや~習慣って怖いもんですねぇ。


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る