炊事は僕の担当です

忘れてた

　相変わらずナスとピーマンが大量にあるので、今回も妻から麻婆ナスのリクエストがありました。

　さすがに野菜ばかりが続くと、タンパク質とか不足するなと思い、今回の麻婆ナスは挽肉の量をいつもの倍にしてみました。かなり贅沢（笑）。

　で、挽肉を炒めながら調味ダレを作ろうと思って、ガス台の下の調味料スペースから甜面醤を取り出そうと思ったんですよ。

　あれ？無い？

　ここで出来うる限り記憶を遡ってみると、前回の麻婆ナス作りの時に全て使い切って、何なら容器に水を入れシャカシャカして入れなような気がする。

　時間は夜の８時、まだスーパーは開いてるけど、甜面醤を買いに行くためだけに正装（パジャマ）を着替えて外出するか・・・う～ん、面倒だなぁ。

　そこでネットの出番です。キーワードは『麻婆ナス　甜面醤なし』。いや～あるもんですねぇ、甜面醤なしの麻婆レシピって（笑）。でも、何となく気持ちで普通の味噌も大さじ１だけ追加しときました。

　この日は妻が帰宅後すぐにシャワーを浴びてたので、その隙に麻婆ナスを作ってたので、ちょうどシャワーから上がったあたりで完成。

　居間に戻ってきた妻に

『いやぁ～そういえば甜面醤切れてたの忘れてて、甜面醤なしで作ってみたよ』

『あ～そういえば、容器捨てたよね』

『で、甜面醤なしのレシピで作ってみたんだけど、ちょっと味見して』

『うん、いいけどさ、昨日実家から賞味期限が〇年前の甜面醤持ってきたとき捨てるか聞いたら、お兄さんが取っておいてと言ったから、流し台の前に置いてあるんだけど？』

『え？』

　そういえば言われたような・・・でも正直、甜面醤だったかコチュジャンだったか、適当に返事したのでよく覚えてません（笑）。ってか、韓国味噌関係は辛い成分が入っていて、結晶化とかするけど比較的長持ちするから取っておいてもらったんですよね。

『これか、このジャムみたいな容器』

『そうだよ』

『ってか、これいつも使っている業務用のものと同じものだ！』

『へぇ～そうなんだ（棒読み）』

『もうさ、韓国味噌関係は業務用サイズしか買ったことが無いから、ジャムか何かだと思ってた。それに隣に似たような容器で手作りニンニクの味噌漬けがジャムの容器に入ってたから同じものかと』

『あーそっちはアウトなやつだから（笑）』

　灯台下暗しというか、せめてこの甜面醤が定位置に置いてあったら気づいたんでしょうけど・・・いえ、妻の質問に適当に答えた僕が悪いです（汗）。

『で、出来上がってしまったものはしょうがないんで、味見だけしてみて？』

『うーん、なんかいつもと同じような気がするけど』

（そんな訳はないけど、この程度で良かったです（苦笑））

　ま、それならいいんだけど、凄い量作っちゃったから、もう取返しきかないですけどね。

　やっぱり調味料関係は、ある程度余裕をもった在庫管理が必要ですね（汗）。