パンを食べるか、ご飯を食べるか、それが問題だ
カレーは年中作りますが、クリームシチューって冬にしか作らないんですよ。そういう意味では鍋と同列って事かも知れないですね。
今シーズン初のクリームシチューを作りました。例の如く大量に(笑)。クリームシチューと言えば、入れるお肉は何を使いますか?一般的には鶏肉の方が多いのかな?でも豚肉も合いますよね?鮭なんかも北海道らしくて良いと思います。
でもウチの定番は、挽肉です!
野菜とお肉以外のところは、ホワイトソースだけですが、カレーと違ってスパイスの複雑な味わいも無く、この空白部分を埋めるため挽肉を使っています。
挽肉ですからシチュー全体に満遍なく存在し、どこを食べても最低限ホワイトソースと挽肉はあるという状態です。
最初妻に挽肉を提案したとき、眉間にシワを寄せたのは言うまでも無いのですが、実際食べさせてみると、大納得したようでかなりの確率でクリームシチューには挽肉を使うことが多いです。
日曜日、朝寝坊を満喫している僕が目覚める前、せっせと試験勉強のラストスパートをしていた妻が、つかの間の現実逃避の為、朝から安売りの卵とパンを買ってきてました。
当然朝はパンになる訳ですが、遅い朝食の為、お昼ご飯は朝のパンの残りを摘まんだりして、何となく夕方
『あっ!今日ご飯食べてない!』
『あぁ、パンだけだね、味噌汁も残ってるから何か作る?』
『うん、何か買い出しに行こう!(勉強飽きた)』
『そういえばさ、大量にあるじゃが芋を使おうと、毎日のようにじゃが芋入り味噌汁を作ってるんだけどさ』
『え?もう無くなった?』
『いや、僕の部屋にもまだまだ残ってるんだけど、冷蔵庫の方の残りがメイクイーンだけになってきた』(メークイン・メイクインとも呼ばれています)
『あ、そういえば実家にメイクイーン持って行くんだった!』
『そうなの?メイクイーンだけ残ってるからシチューにでもしようかと思ってたんだけど』
『お、シチューいいねぇ。男爵たくさんあるから男爵で作って!』
『良いけど、後半溶けて無くなっちゃうけど良い?』
『うん、じゃが芋溶けたシチューも好きだから』
そんなわけで、その日の晩はシチューに決定、野菜は在庫が大量にあるので、ルゥとお肉を買いに行くことに。えっ?クラムチャウダーは粉から作るのに、シチューは市販のルゥ使うのかって?クラムチャウダーはスープですからシャバシャバで良いけど、シチューはドロッとしてないと妻が納得いかないので、作る量と時間を考えたら粉から作ってる場合じゃないので(汗)。
シチューはカレーと違ってゴロゴロ野菜で良いので、FPなど使わず野菜を乱切りにして良いので、ある意味カレーより楽なんです。
スーパーでルゥと挽肉を買ったら
『あっ!シチューだからバゲット買わなくちゃ!』
暫くするとバゲットを片手に妻が戻ってきて
『いつもより安売りしてて、115円だったさ!』
『そりゃよかったね、でもご飯食べたいんじゃなかったっけ?(笑)』
『あ、そう言えばそうだった・・・』
『一応助子にシール貼ってたから買っておいたんで、シチュー作りながら助子とツキコンの和えたのも作るけど』
『同時に作るの?』
『挽肉炒めたらコンロ1つ空くから、作っちゃった方が平日楽だしね』
そんなわけで、シチューを煮込んでいる横で、助子の和え物もグツグツ・・・
この時期はストーブも使ってて乾燥しますから、ダブル煮物(シチューは煮物と言って良いんだろうか?)で一気に湿度アップ、料理をしながら加湿も出来、さらに熱も出ますから、ストーブも弱く出来て、一石三鳥なのです!
シチューはルゥを溶いたので軽く煮込むだけ、助子も味付けが終わって水分が飛ぶまで煮るだけなので、その間はテレビゲームやってました。
暫くするとシチューの匂いに被せるように、和風の煮物の匂いが部屋に広がり、追い込みの勉強をしている妻が
『もうダメだ、お腹減って勉強できない(笑)』
と言い出しました。
『ほとんど完成したけど、そういえばどっち食べるの?』
『うーん、シチューも食べたいけどご飯が食べたいんだよねぇ』
『そしたら助子で食べる?少し冷まさないと味が入らないから、もう少し待たないとダメだよ?』
『うん、でもシチューも食べたい(笑)』
結局妻は助子の和え物とご飯、そしてシチューを単独のスープとして食べてました(笑)。
そんな妻の勉強もあと一日で終了、今日はバゲットとシチューで晩ご飯を食べると思いますが、今週はあと一品何か作れば持ちそうですね。
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