あやしい粉
いつも行くスーパーで、”おからパウダー”なる物を見つけた。原材料は遺伝子を組み替えてない大豆、原産国がアメリカっていうのが少し謎だけど、ヘルシーなパンケーキでも作るためのものかなとも思ったり。
でもパッケージには”おから煮”にもと書いてありました。おからって煮物という分類で良いのか?(笑)。
いつもおからを作るときは、所謂豆腐を作る際に出る搾りカス的な、水分を含んだしっとり系のものしか使ったことが無くて、売られていた”おからパウダー”は、そのおから(卯の花)を、フライパンで乾煎りしたあとの状態、まさに粉って感じでとても軽い。
おからを作るのに一番面倒なのは、この乾煎りだと思ってるんで、こりゃ楽できそうだと思い、思わず買い物カゴに入れそうになったんだけど、よく考えたら乾燥した状態のものを買ったことが無いため、この1袋の量が多いのか少ないのか判断できず、今回は見送ることにしました。
おからを乾煎りした時の体積って、あまり考えたことが無かったような・・・結局は水分はいるから元の量より若干多くなるんだけど、それは水分を含んだ嵩が分かっているから安心して出汁を投入できるわけで、乾煎りしたおからに入れる調味料(主に出汁)も、水分含んだ状態で決めてるから、鼻っから乾燥しているものに出汁を入れて、思いのほか嵩が増えたりしたら結構面倒なだって思っちゃって。
こうなると、一度普通のおからを買ってみて乾煎りして、その時点でどのくらいの嵩になるか確かめるか、乾煎り後のおからの量で書かれているレシピ集でも探して見て、ある程度想像するしかない訳で。
帰宅途中に、スーツ着たおっさんが1人でおからパウダーを手に持ち、パッケージを凝視(老眼だしね)してる姿って、普通の奥様から見たら結構変に映ってるんじゃないかな。
いやまだお肉とかね、お弁当とか見てるならしっくり来るかも知れませんが、おからパウダーってかなりアレですよね(笑)。
店内のクリーニング屋さんに、洗濯物を出し終えた妻が遠くに見えたので、そっと売り場に戻しときました。
でも一度使ってみないとな。
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