固くなる豆

 豆と言っても色々あるわけですが、今回の豆は大豆です。

 妻のため、例の大人の女性のお年頃による腱鞘炎の対策として、大豆成分増量キャンペーン中なんですが、水煮大豆を茹でたときのお話しです。


 そもそもこの年寄り・・・いや、僕たち夫婦もそれなりの歳ですが(笑)、納戸に保存していた(放置ともいう)、社長から貰った日高昆布の消費と、エクオールが腱鞘炎に効くというものを掛け合わせたとき、大豆と昆布の煮物を作れば両方美味しく頂けるんじゃないかということで、最近作り始めたレシピの一つ。

 それまでも、ヒジキ煮に入れたりしてたんで、水煮大豆はたまに買っていたのですが、たまたまいつも買っている水煮大豆と違うメーカーのものが、ちょっと量が多くてお安かったので、買い置きしていたものがありました。


 直ぐに作ろうと思っていたのですが、夏野菜ラッシュにあい、作るタイミングを無くしてて、気がついたら賞味期限を3日ほど過ぎてしまっていました。

 慌てて昆布を水で戻し、まぁちゃちゃっと作ったのですが、今回はいままでの中で一番味が良くなったと自負した仕上がりで、早く妻にも食べさせたいと思っていました。

 粗熱をとって蓋つき容器に入れ冷蔵庫で冷えたころに、妻が畑から帰宅。

 お腹減ったとのことで、さっそく食べてもらうと


『お、今回のは味が濃い目でご飯がすすむ感じ』

『うん、ちょっと濃いかなと思ったけど、少しつまむくらいなら、このくらいの味の方が良いかなって』

『お弁当の隅にちょっと入れる感じなら、このくらいの方が良いよ』

『でしょ?』

『でも・・・いつもより豆が固く感じる・・・』

『え?そんなことは無いと思うけど』


 実際冷えたものを食べてみると、確かにいつもより豆が固く感じます。まぁ固いと言っても顎が疲れるとかではないけど。

 この状況は、調味料の分量を変えたからなのか、それともいつもと違うメーカーの大豆だからか・・・今度はまたいつものメーカのにして確かめようと思います。

 真空パックだから、賞味期限が3日オーバーしてたのとかは、関係ないと思うんだよなぁ~。

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