七味そばもどき
最近ズッキーニの他、大根も大量に持ち込まれています。
大根はひと手間掛ければ、立派なメイン料理になりますが、ひと手間が大変なんですよね、特にいま時期は暑いしあまり火の前に立ちたくないというか。
大量ストックしている生卵で出汁巻き玉子を作って、大根おろしを添えたり、大根のステーキを作ったり、味噌汁の具にしたり。
ふろふき大根でも良いのですが、あんかけの肉そぼろを一緒に作ると、ハンパない熱量が室内の放出されるので、季節的にあまり作りたくない感じです。
今年は既にサンマ漁が始まっていますが、昨年並みの漁獲量と、スーパーなどではまだ生サンマが出回っていないので、大根おろしととしての消費もなかなか進みません。
そういえば、ファミリーレストランチェーンの”とんでん”ってご存知でしょうか?
もともと、”とんでん”という名前ですから北海道にゆかりのあるお店なのですが、その”とんでん”のメニューに、”
簡単にいうと、お蕎麦に、納豆、大根おろし、天かす、のり、ねぎ、とろろ、うずらの卵の七つの食材が乗ったお蕎麦で、温かいのと冷たいものがあります。
僕は根っから猫舌なので、蕎麦もうどんも基本的冷たいものを頼むのですが、お寿司とお蕎麦のセットだとちょっと多いけど、蕎麦だけじゃ物足りないと思った時に目に入ったのが、この”七味そば”でした。
蕎麦の上に綺麗に盛られた七つの具材ですが、どの食べ方が正解かは分かりませんが、僕は全ての具が混ざるように、グチャグチャにかき混ぜて食べてます(笑)
ですが、この七つの具材が汁と麺に絡むと、相乗効果でとっても美味しくなるのです。
僕は蕎麦派で妻はうどん派ですが、ウチでこの”七味そば”もどきを作ると、喜んで食べてくれます。
なぜ、”もどき”かというと、具材が七つまで揃わないことが多いからです。特にうずらの卵(生)なんて・・・みなさん、うずらの卵(生)って良く買ってますか?
この季節に、このメニューを作るのは大根消費の為であり、大量の大根おろしを使うことが出来るのが一番の理由ですが、暑い日には冷たいお蕎麦は食が進みますし、さらに栄養のバランスも良いからで、まさに一石二鳥、いや三鳥となるわけです。
ただ、レシピ通りに作るには、長いも(とろろ)が必要となり、七味そばに使うとろろの量を考えると、大根を消費して長芋が在庫になるというプラマイゼロみたいになちゃいます。
そこで昨日の七味そばの材料(七つないけど)は、ひきわり納豆、揚げ玉、大根おろし、ネギ、海苔、そして”なめこ”でした(笑)
なめこはお安いですし、とろろのように粘りもあるし、なんなら山菜蕎麦的な雰囲気を醸し出すことも出来るので、とても助かります。
ただ、なめこをそのままかける訳にも行かないので、ここでひと手間。
軽く水洗いしたなめこを、沸騰したお湯に入れ、鷹の爪と麺つゆで甘辛く味付けして、粗熱を取った後に冷蔵庫で冷やしておきます。
このなめこは、大根おろしと和えるだけでも一品になるので、ウチではよく作るレシピですね。
こうやって、日々野菜との格闘を続けている、今日この頃です。。
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