目分量誤り

 前日のエッセイにも書きましたが、予定通りズッキーニの消費をするため、エビと鶏モモ肉、それとカットトマトの缶詰を3缶買って帰りました。

 筋トレ日ではなかったので、夕食も焦ることなくまずはラタトゥイユから作るため、野菜室のズッキーニの量を把握。


 標準より良い気いのが4本、標準型1本、小さめ3本と中々の量・・・

 まずは根菜類の皮むきから始め、続いてズッキーニの処理を始めるのですが、今回ラタトゥイユで使うのは大1本です。

 野菜の処理を終えたものは圧力鍋に放り込んで、カットトマトを上から掛けといて弱火にしておきます。


 その横で鶏もも肉の処理を始めます。妻が鶏の皮が嫌いなので皮を外し、一口大に切り分けていきます。

 軽く塩コショウをフリ、フライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニクを5カケほど包丁の腹で潰して入れ火を点けます。

 フライパンが温まったところで鶏モモ肉を入れ、表面の色が変わるくらい炒めます。どうせ圧力鍋で煮こまれて火が通るので適当でも良いです(笑)

 フライパンの火を止め、あとは圧力鍋に入れるだけですが、ここで問題が発生!


『やばい・・・』

『どうしたの?』

『これいれて水足したら、きっと蓋が閉まらない』

『鍋間違えたね(笑)』


結果から言うと確かにもう一回り大きい鍋を使うべきだったのでしょうが、なぜこのような初歩的なミスをしたかというと、それは圧力鍋の形状が変わったからです。

 以前使っていたT-falの4Lのは円柱型で、新しいFisslerの4Lはバケツ型というか、若干底の方が小さくなっていて、大きめに切った野菜たちが隙間を作り、結果いつもの量が入りきらないということに。

 分かってはいるけど、一応水を追加し塩コショウで味付け、妻に固形コンソメを出してもらおうと思ったら品切れでした、これは僕のミスで前回シーフードカレーを作った時に一袋使いきって、別の箱と見間違えてもう一袋あると勘違いしてました。

 まぁそんな時は慌てず丸鶏ガラスープで代用です。


 全ての準備が整い、あとは蓋を閉めるだけですが、どう見ても鍋の9割以上というか表面張力に近い状態で、流石に妻も


『これ、このまま蓋閉めても穴に詰まって危なくない?』

『うむ、とても危ないです』

『鍋替える?』

『うーん・・・』


 圧力掛けなくても出来る料理っちゃあ料理なんですが、すぐにもう1品作らなければならないし、出来れば圧力鍋にして放置プレイにしたいので、圧力鍋の8割程度になるくらいを別の小さい片手鍋に移して、そちらは普通に煮込むことにしました。


 何とかラタトゥイユの方は時間が解決してくれるようにし、すぐさまズッキーニのガーリックシュリンプ作りです。

 ここだけは妻にも手伝ってもらって、エビの殻剥き開始です。

 キッチンに2人で並んで、テレビを見ながら黙々と殻を剥いて行きますが、最近ウチでは何かと殻付きエビを買う機会が多いので、2人とも慣れたもんです(笑)

 ズッキーニですが、在庫は大3本と標準型1本です、今回は小さめ3本は使わず別の料理に使うつもりです。

 分量的にズッキーニは大2本と標準型1本で良い感じかな?と思っていたのですが、大きくなったズッキーニは切ってみるまで中の状態が分からないものです。

 大2本を縦に切ってみると、案の定綿が出来てました。あ、綿って南瓜かぼちゃとかメロンの種の部分のことですよ。

 パっと見はキュウリの種のような感じで、そのまま切って炒めれそうですが、指で押してみると明らかにスポンジーな感じがします。

 そのまま調理しても食べれるのですが、この綿の部分は水分も多く柔らかいので、火が入るとベチャベチャになって味付けも薄くなってしまうので、僕は取るようにしています。

 大2本分も綿の部分を取ると意外と嵩が少なくなるので、追加でもう1本大きいのを足しました。


 なぜこんなにもスッキーニの消費に焦るのかというと、このエッセイを書いている当日は妻が仕事を休み、自分の母親を病院に通院させたあと、両親といっしょにそのまま小屋に行くからです。

 そうなると良い感じに育ちつつあったズッキーニの追加を持ち帰ってくるのは必至で、何としても在庫一掃処分を行わないと野菜室に入らないからです。


 これを書いてるのが水曜日ですが、金曜日まではこの2品で十分足りそうですね。

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