戦禍の元凶

 恒興と藤は現在堺に向かっていた。

 堺にある藤の実家『天王寺屋』に挨拶するためである。

 ルートは揖斐川を遡上して大垣、関ヶ原、南近江、京の都、堺といった感じである。

 敵地である美濃を通ることになるが、織田家臣だと知られなければ問題は無い。

 念のため天王寺屋の商隊と一緒に行動することになった。

 この商隊は東国産の品を多数運ぶため専属の護衛まで雇っている。

 なのである程度安全である。

 そして二人とも荷車の後部に座っているので歩かなくてもいい。

 端から見れば若い男女が並んで座っている、まるで仲の良い恋人同士に見えているかも知れない。

 まわりの天王寺屋の従業員達は正にそうみているだろう。

 恒興と藤も恋人の様に会話を楽しんで・・・居られなかった。

 何しろ乗り心地が良くない、車輪にサスペンションなど付いて無いので地面の衝撃が直に伝わってくるからだ。

 つまり二人とも尻が痛かった。

 とりあえず座布団を敷くなどして凌いでいる。


「ねぇ、歩かへん?うち、堪えられへんのやけど」


「そうだニャー、歩くか」


 流石に二人とも堪えられなくなり荷車を降りた。


「う~~~、背伸びが気持ちええわ。ここどの辺やろ?」


「お嬢様、ここは近江に入ったとこでっせ。もうすぐ琵琶湖ですわ」


 この商隊を取り仕切る天王寺屋の番頭・六兵衛が答える。


「おお、もう関ヶ原は越えたのニャー」


 一行は近江と美濃の国境の山道を抜け、人里へと入った。

 そろそろ夕刻なのでこの辺で宿を借りることになりそうだ。

 六兵衛はこの辺りを治める豪族に話を着けに行っている。

 お礼の品を渡して宿と安全な領地通過をお願いするのである。

 天王寺屋は既に浅井家と話を着けている筈なので拒否はされないだろう。

 程なく六兵衛は戻ってきて今日は豪族の屋敷で寝泊まりすることになったことを伝えた。


「此処は誰の屋敷なのかニャ?」


「うちも聞いてへんけど」


 屋敷は確かに大きい、・・・農家に比べればだが。

 この屋敷から推察するに豪族ではなく土豪というべきレベルだろう。

 つまり浅井家での立場は雑兵よりはマシという感じだろう。

 だがこの手の家は別に珍しくない、素早く言うと落ちぶれたのだ。


「無礼者め!此処は藤堂家の屋敷だぞ!」


「こんばんはー」


 突然威勢のいい子供が恒興を指差して宣言する。

 もう一人の子供は笑顔で挨拶する、どちらも5、6歳くらいの子供だった。


「僕ら、可愛ええなぁ。飴ちゃんやろか?」


「いいの!?」


「やったー」


 そして早速手なずける藤。

 こういうところがなかなか頼もしいなと恒興でも思ってしまう。


「二人ともこの家の子なん?」


「うん、僕は与吉。此処に住んでる。けど甚平は違う、遊びに来てるだけ」


「僕の家は脇坂家だから」


 恒興は藤堂という苗字を何処かで聞いたことがあると思い出そうとしていた。

 だが中々思い出せなかったが脇坂で思い出した。


(脇坂?まさか賤ヶ岳七本槍の脇坂安治か!?・・・となると藤堂は・・・う~ん、あれか、秀吉の弟の家臣の?小器用な奴だとは聞いたことあるニャー)


 出来れば甚平の方は抱えて持って帰りたいくらいだったが止めておくことにした。

 まだ子供だし、見ず知らずの子供を引き取る理由はない。


「こら、与吉、甚平。お客様に失礼だろう」


「兄ちゃん、こいつ侍だぞ。もしかして六角の手先じゃないのか」


 何処までも失礼な子供だと恒興は思うが、このまま誤解を受けて六角家臣扱いされるのは嫌なので名乗ることにした。

 浅井家と織田家は特に敵対していないので大丈夫だろう。


「ニャーは尾張織田家に仕える池田勝三郎恒興だ。六角家とは関係ないから安心して欲しい」


「これはご丁寧に。私は高則、この藤堂家の嫡男です。父上は所要で留守ですがゆっくりしていってください」


 そう言って頭を下げる高則。

 弟と違って礼節は整っているようだ。


「何だ、違うのか。命拾いしたな、ニャー男!」


「ニャー男ー」


 ビシッと指を突きつけてくる与吉、その真似をする甚平。

 恒興はこの子供達にある法則を見出だそうとしていた。


(何故十歳未満はニャー語を指摘してくるんだ?)


「ふぅ、生意気な奴等だニャ」


「ええやんか、これくらいの方がきっとええ侍になるで」


「そうだ!元服したら僕の力で浅井家を盛り立てるぞ!」


「僕もやるよー」


 彼等も成長したら浅井家に仕えるのだろう。

 通常はそれ以外に道はないだろうし、親が浅井家に仕えているのなら尚更だ。

 ・・・他国出身者が出世できること自体珍しいことであり、この場合織田家が異常なのだ。

 だが浅井家にはある問題があるので彼等は苦労するのは目に見えている。

 その問題というのは重臣の派閥が強すぎるということだ。

 その派閥に属していないと出世は難しいだろう。

 そして藤堂家の落ちぶれ様を見るに重臣の派閥には属していないと思われる。


「すみません、弟達が度々失礼を」


「構わないニャ。確かにお藤の言う通り、このくらいの方が侍に向いているかもな。元服して立派になったらニャーが召し抱えてやろう」


 半分お世辞、半分希望的に誘っておく。

 恒興としては来てくれたらラッキー程度に考えている。


「僕は浅井家だって言ってるだろが!」


「そうだー」


「まあ、選択肢の一つとして覚えておけばいいニャー。さてそろそろ休むとしよう」


「僕らもおやすみな」


「ごゆっくりどうぞ」


「早く寝ろよ!」


「おやすみー」


 恒興はここで脇坂安治に会ったことで思い出したことがある。

 他の『賤ヶ岳七本槍』はどうなってるかである。

 出来るなら秀吉の部下の中でも勇将と名高い加藤清正と福島正則は欲しい。

 彼等の出身は尾張なので帰ったら調べてみようと恒興は思った。


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 藤堂村を出た恒興一行は南近江に入り京の都に差し掛かる。

 京の都に入る気が無い恒興は六兵衛に現状を尋ねてみることにした。


「京の都は大丈夫なのか・・・その、お藤に変なもの見せたくないんだけどニャ」


「ああ、ご心配には及びまへん。『道は』片付いてますんで」


「そうか、じゃあさっさと通り抜けるかニャー」


 とりあえず胸を撫で下ろす恒興。

 彼が気にしているのは京の都周辺に転がっている無縁仏達である。

 戦国時代の幕開けは『応仁の乱』なのは間違いないが、その傷痕は『半将軍』の異名で呼ばれた細川政元によって復興している。

 現在の京の都周辺が荒れている原因は『天文の乱・摂津ver』のせいである。

 これはたった一人の迷惑男によって引き起こされた3つの仏教戦争を指す。

 その男は部下の三好元長の力を使い勢力を拡大、自分のライバル達を元長に叩かせる。

 その後勢力が大きくなった元長が邪魔になると本願寺証如法主に依頼して一向一揆を起こし差し向ける。

 三好元長は嫡男・長慶を脱出させるため残って戦い、結果一揆勢に殺される。

 ここまでなら武家の戦いに仏教勢力が関わった程度で話は終わるのだが、本番はその後である。

 天文の乱第1ラウンドが始まる。

 集まった一揆勢が解散せず、他宗派寺を襲い始めたのだ。

 本願寺法主の必死の解散命令も効を奏さず、摂津、河内、和泉、大和は灰塵に帰す。

 猿沢池の鯉も東大寺の鹿も一揆勢によって食い尽くされた。

 一向一揆とは切っ掛けは宗教だが一度集めてしまうと制御不能の暴力装置と化す。

 そして一揆勢が京の都に向かってくるとその男は別の宗派に討伐を依頼する。

 それが『法華宗』である。

 またの名を日蓮宗とも言う彼等は宗派の創立当初から他宗派に異端扱いされ迫害された。

 そのため自身を守るため武装化し、防衛戦のエキスパート集団となった。

 その彼等に京の都を防衛を依頼したのだ。

 天文の乱第2ラウンドが始まる。

 法華宗は防衛戦に特化した集団であるため、何十万という一揆勢を相手にするのにある戦術を駆使する。

 それは『釣り野伏せ』に似た戦術で、敵を防衛しやすい場所に誘い込んで痛撃するを繰り返す。

 一揆勢は統率が取れているわけがないので、あっさり誘われ恐ろしい数の死傷者を京の都周辺に作っていく。

 結果、法華宗は京の都を防衛に成功。

 さらに南近江の六角家の加勢もあり本願寺総本山『山科本願寺』を灰塵にする。

 本願寺法主は何とか脱出して石山御坊に逃れる。

 その後石山御坊を包囲するも落とせず和議が結ばれる。

 この戦いで法華宗はかなり力を消耗してしまい、補填というか優遇措置をその男に求めたところ拒否される。

 その男は法華宗は用済みとばかりに今度は比叡山延暦寺と手を組み、法華宗を京の都から追い出すべく攻撃を開始した。・・・京の都の中で。

 天文の乱第3ラウンドが始まる。

 法華宗は激しく抵抗するものの一揆勢との戦いで消耗している上に、比叡山延暦寺が相手では多勢に無勢。

 それに延暦寺は何十年も前に法華宗の撃滅を決議しているほどの敵対関係だった。

 そのため延暦寺は6万人を動員して京の都にある法華宗総本山『洛中法華二十一ヶ山』を攻撃、灰塵にした。

 結局その男は京の都を灰塵にしながら法華宗を追い出した。

 更に追撃とばかりに法華宗に対し入京禁止令を発し弾圧を行うという徹底ぶりだった。

 そしてその男が気付いた時には畿内の勢力がボロボロになり、幕府は統治能力すら失っていた。

 幕府の権力を欲しいままにするためにありとあらゆる者達を扇動し、結果何もかもを灰塵にしたその男の名を管領・細川京兆家当主・細川右京大夫晴元という。

 被害者数、被害総額は戦国ダントツのTOPである。

 その後阿波で勢力を盛り返した三好長慶が畿内を制圧、晴元は若狭国に逃れて体勢を立て直し長慶に挑むも敗北し身柄を軟禁された。

 因みにまだ生きている。


「そう言えば三好長慶様、お亡くなりになったそうでっせ。つい先日ですわ」


「それは大事ですニャー」(早いって)


 とは言えこの後、起こるであろう将軍暗殺イベントは確実に起きてもらわないと困ると恒興は思っている。

 何しろ織田家は将軍の弟を担がないと武力上洛する事は出来ないのだ。

 あの時の織田家が武力上洛出来たのは足利将軍家の後継者争いを利用した結果なのだ。

 織田信長による天下統一を目指している恒興にとって、織田家の武力上洛と幕府権力の奪取は必要不可欠なのである。

 既存権威と既存権力は最高の支配権となるからである。

 この支配権を疎かにするとかなり苦労することになる、関東北条家などがいい例である。

 北条家は中央の権威権力にはあまり興味がなく、地元密着型の善政を心掛けている。

 だが成り上がりの上に下克上で既存権威に従わない北条家を関東管領山内上杉家や古河公方足利家などが敵対。

 これらに討ち勝ち勢力を広げるも常陸佐竹家や安房里見家等と敵対、更に上杉景虎の猛攻に晒されるなど次々と敵対する羽目になる。

 一応古河公方を傀儡にしてみたが時既に遅かった。

 大名クラスに敵対者が多いだけではない、豪族レベルでも敵対者が非常に多く敵地を治めるのに時間がかかる。

 結局善政を敷いて民衆を味方に付けていく事で勢力を徐々に拡大させているのである。

 だがこのやり方では時間が掛かり過ぎて勢力拡大は出来ても天下統一までに信長も恒興も生きてはいないだろう。

 権威権力で大名や豪族が従いやすくなるなら、その方が素早く済む。

 武士という者は体面を非常に気にする生き物なので、「上の位を持つ人に従うのはおかしい事じゃないよね、まあ見返りは貰うけど」と考えるものだ。

 逆に無い場合は「何で支配される謂れがあるんだ?」と反抗することが多い。

 つまり豪族の家臣化がしやすくなるというわけだ。

 これを疎かにしたため、美濃斎藤家があんなことになっている。

 結論として足利義昭の擁立と武力上洛は必要不可欠で、これを使って織田家は勢力拡大にブーストを掛けなければならないのだ。


「京の都は幕府と三好家の争いで復興が遅れとりますけど、他は大分復興してまっせ。明日には堺に着きますやろ」


「それは楽しみだニャー」


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 摂津にある城の一室にて細川昭元は三好長慶が亡くなったことを報告していた。

 報告を受けた人物は喜色に破顔して奇妙な笑い声をあげた。


「ニョホホホホホホォォォーーー!!・・・ゲホッゴホッ。息が詰まったでおじゃる」


「大丈夫ですか、父上?」


 喜びはしゃぎ過ぎて息を詰まらす父親の背中を擦る昭元。


「やっと、やぁぁぁっと死におったわ!クソ忌々しい長慶めが。失意の内に病死?当然でおじゃる。麿をこんな場所に閉じ込めた天罰でおじゃ!」


「・・・」


「さてこれからどうするかのぉ。麿の力は長慶によって全て奪われたでおじゃるし。何処かに麿を守り、麿の命令だけを聞き、麿の敵を倒し、麿のために財を差し出し、麿に尽くす、そんな大名はおらんものかの。まあ、麿が一声かければ感涙に咽び泣いて協力するでおじゃろうがな。ニョホホホホ」


 何やら非常に自分の都合の良い事を考えている父親に半ば呆れてしまう昭元。

 既に自身の家である細川家自体が名前だけの存在になっているのに、そんな都合の良い大名がいるとは思えない。

 更に言ってしまえばこの父親は現将軍足利義輝に嫌われており、復権も難しいだろう。


「居るんですかね、そんな奇特な方」


「だまりゃ!!麿を誰と心得る!管領・細川京兆家当主・細川右京大夫晴元でおじゃるぞ!!」


「あの、父上。既に管領じゃありませんし、それから細川京兆家当主でもありませんし、ついでに右京大夫も・・・」


「だまりゃぁぁぁ!!そんなものノーカンでおじゃる!全ては長慶の汚い策謀でおじゃるぅぅぅ!」


(それら全部を手放したから軟禁で済んだのだと思うけど)


「さぁてさて、何から取り掛かろうかの。まずはやはりあのクソ邪魔な義輝からじゃなぁ。麿は松永殿に会うてくるでおじゃる。ニョホホホ」


 変な笑い声を残しスキップしながら晴元は出かけて行った。

 あれだけやらかしといて全く懲りていない自分の父親を見て、昭元は嘆息するのだった。


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 厩橋城の一室で上杉景虎は卯松と与六にある鎧を見せていた。


「どうかしら、コレ。いいと思わない?」


「何ですか?その乙女チックな鎧は」


 その鎧の胴丸は金箔押を施した小札を紅、萌黄、白、紅、紫の色糸で威しており、大袖は七段下がりで、金小札を紅、萌黄、白、紅、紫の色糸で威している。

 一言で言うとピンクを基本に白へグラデーションしているのだ。

 紅や紫も濃いピンクにしか見えない。


「流石に少女趣味に走るには年を取りす・・・」


 言うが早いか既に景虎は姫鶴一文字を抜いて、上段から振り下ろしていた。

 勿論卯松に向かって。

 卯松もこの展開に慣れてきて、本気ではあるまいと高をくくっていた。

 だが卯松の予想に反して刀身は確実に彼を捉えた。

 つまりそのまま斬られたのである。

 卯松は愕然とした、まさか姉がここまでやるとは思ってなかったのだ。

 そして斬られた場所を手で押さえると・・・斬れてなかった。

 卯松が不思議な顔をしていると景虎が得意気に告げる。


「どうかしら、私の新しいスキル。『透し斬り』よ」


 景虎の新しいスキルは対象をすり抜けて、その後方を斬るというものらしい。

 卯松が振り返ると本当に後ろの壁が大きく斬られていた。


(この姉はどんどん人間から離れていくんだが、どうしたらいいんだろうか)


「あの、そのスキルは一体何に使うのでしょうか。姉上様」


「そうね、卯松が与六を人質に取ったら卯松だけを斬れるわ。あとは卯松が私のおやつを盗んだら貴方だけを8分割してあげるわ」


 どうやら卯松の命は彼女のおやつ以下らしい。

 卯松にはもうツッコミをする気力もなかった。


「よくおにあいになっております、かげとらさま」


「そうでしょう。次の戦で着ていこうかしら」


 景虎は上機嫌で二人の前でクルクルと回り鎧を見せつける。

 この様子から察するにこれまでの黒い無骨な甲冑は気に入ってなかったのだろう。

 それならあの大きな三日月と日輪の前立が付いた兜ごと欲しいなと卯松は思う。

 景虎は全く兜を被らないので、現在豪華な前立が付いた兜は床の間で埃被っている。


「いつの間に買ったんです?その鎧」


「違うわ、コレは貰ったのよ。戦勝祝いだってね。金小札色々威胴丸きんこさねいろいろおどしどうまると言うらしいわ」


「みつぎものなのですね。どちらからですか?」


「確かオダ家だったわね。・・・関東にそんな大名がいたと思うわ」


「えっ?あの小田家なんですか?」


 関東常陸国小田城主・小田讃岐守氏治。

 俵藤太こと藤原秀郷の後裔を称する鎌倉時代に隆盛を極めた小山党の一門・八田家を祖とする関東の名族大名である。

 他に小山党の一門は宇都宮家、結城家がある。

 ただこの小田氏治は極度の戦下手で知られ、大体氏治が負けて城を奪われる→農民に匿われて逃げ延びる→部下の菅谷が城を取り返す→自分の城に戻ってくるを繰り返している。

 だから卯松も与六も首を傾げる。

 あの小田家にそんな余裕があるのだろうかと。

 あの戦う度に負けるといわれている家に、というか卯松と与六はよく滅亡しないものだと思った。

 もしかしたら尾張の織田家ではないのだろうかとも思った。


「オダ家には感謝の書状を出すわ。困った事があったら力になってあげましょうってね」


 景虎の壮絶な勘違いは関東に旋風を巻き起こそうとしていた。

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