チンピラが最強の魔女?に出会って勇者を目指す物語

☆ゼロ☆

第1話 終わり


『やり過ぎだ、成哉。』

『ハハッッ!イイ顔してるぜコイツ!!』

『こんなにして、後処理はどうするんだ?』

『知らねーよ、このババアと一緒に此処に捨てていこうぜ』


そう会話を交わしながら 、汚く 薄暗い路地裏を二人組の男は抜けていった。




.........世界が赤かった。



体の感覚はグチャグチャで、もうどこも動かせそうにない。

辛うじて瞼が開いたが、、、赤かった。

そこには1色しか無く、ただ無慈悲な光景を見せた。



しかし彼は、この状況で こう思っていた。

(これは、日頃の行いの罰だな。)



そして、考えた

(これからはしっかり生きよう。ちゃんと仕事探して、母さんを安心させよう。)



だが...








ーーーーーーもう、時間がなかった。




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