夢
砂のうえ
ビニールシートを敷いて
寝そべるあなた
その傍で
同じように
わたしも
寝・そ・べ・・・・・・
られない
沈んでいくからだ
沈んでいくからだ
静かに
深く
底に
向かって
沈んでいくこころ
沈んでいくこころ
やさしい
子守唄のように
さきは
ひかり
それとも
やみ
どちらでもかまわない
もう
任せるよ
まぶたを閉じて
まぶたを開けたら
よくわからない表情の
そらが
わたしに
微笑みかけた
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