（暗黒星雲様のファンによる作品）とあるマッドサイエンティストにインタビューした結果

機体：ジニア・ノイモーント

ジニア・ノイモーント...Zinnia_Neumond

　頭頂高：12.0m

　　全高：14.0m

　　重量：43.75t

装甲材質：霊力充填型装甲による積層構造

　動力源：霊力 / 霊力増幅用宝石（補助動力）

　機体型（タイプ）：戦闘型・ワンオフモデル

　　世代：第6.5世代

　概要

　ノイベルトの助手（ミサキ様ではありません）が得たデータを元に作成した、完全新造機。乗員２名。

　漆黒の機体である。

　古代の皇帝機「ジニア」をベースに作成しており、並べて比較すれば（外見は）瓜二つである。

　ただし中身は完全に別物で、霊力蓄積型反応炉もちゃんと搭載している（オリジナルのジニアには搭載されていなかったシロモノ）。なお数は２基で、出力だけならリナリア・ゼスティアーゼに匹敵する。

　固定武装は無い。

　ちなみに、ジニア・フォルモーントよりも装甲が厚い。

　実はリナリア・シュヴァルツリッターよりも前に建造された機体である。

　素体は皇帝専用機の為、素の出力や腕力などは非常に高い。

　また、霊力によるテレポートも可能。後述の装備と併用し、一瞬で空中に移行することもまた然り。

　動力源となる霊力は、パイロットの霊力量に依存する。

　霊力は本体装甲や盾に纏わせて防御力を底上げしたり、近接武器に纏わせて攻撃力を底上げするのにも用いられる。

　視界は外部カメラ（上段６つ、中段７つ、下段６つの複眼。ただしこれは、装甲と同じカラーリングの仮面に隠された結果の外見である。真のカメラアイは、オーソドックスな２つ目である）による「全天周モニター」方式、または「網膜投影」方式を行う。

　「全天周モニター」方式は、『広域的に戦況を確保出来る』代わりに、『視界が集中しない（必要の無いものまで目に入ってしまう）』欠点がある。

　「網膜投影」方式は、『敵機に視界を集中出来る』代わりに、『見失ったときに探すのが困難になる』・『メインカメラを破壊されると（サブカメラの視界に切り替えるまでの）タイムラグが生じる』・『機体の首が連動して動き、敵に視線を悟られてしまう（デフォルト設定。調節すれば解除可能）』という欠点がある。

　上記二つは、パイロットが必要に応じて切り替える。

　なお、コクピットは球体状で、機体の姿勢に関わらずパイロットの体勢が一定になる構造である（パイロットの足元に重量増加の物質があり、更にコクピット自体が回転する構造であるため）。

　ちなみに複座。「仮面の騎士」が「姫様」をさらうために設けたものである（後部座席が該当。ただ座るだけ。操縦は前部座席で全て行う）。なお、後部座席を倒すと簡易ベッドになる。

　表面には、純銀製の厚みのある層が張り巡らされている（落雷に代表される電撃から、パイロットを守るため）。

　機体のところどころに発光部位があり、ピンク色の光を放射している。

　主兵装は大剣と大盾のみだが、剣先から発するビームや、霊力の拡散による広範囲攻撃を持つ。

　追加兵装は存在しない（全てカスタマイズの材料にされた）が、霊力の持続時間は長い為（ただし操縦士（ドールマスター）に要求される、霊力の下限はある。一定値を下回ると搭乗不可）に、単独での継戦能力が高い。

　遠近共に隙の無いスペックであり、機動力も圧倒的に高い。

　戦闘スタイルは搭乗者の戦い方に準じるが、機体は接近戦主体。

　謎の黒髪の美少年（グレイスの将来の婚約者）の専用機である。

　生体認証機構も有しており、謎の黒髪の美少年とグレイスしか搭乗出来ない。

武装・装備

（標準装備）

・細剣×1

　レイピアに肉付けしたような外見の武装。全長12.0m、刃渡り10.0mである。

　刀身が細身なので、攻撃専用。ただし霊力を纏えば話は別。

　更に剣先、護拳部（上下２か所）の計３か所からビームを発することが出来るため、ランチャーとしても使用可能である。連射速度は遅いが、一発の威力は高め。

・可変式大盾×1

　全高12.0m、装甲厚300mmの盾。

　接地面に近い箇所に宝石があるが、これは霊力をビーム状に射出するための立派な武装。

　霊力を増幅し、威力を高める為、霊力消費は大した量ではない。

　この盾の真価は別にある。

　手持ち部分を柄に、その他の部分が刃になり、大剣と化すのである。

　底面の宝石は柄付近に配置されるため、射撃も引き続き可能である。

　連射速度は速いが、一発の威力は低め。

・障壁

　機体全体を包み込むように発生する、霊力の障壁。

　ジニア・ノイモーントには「霊力を纏わせて防御力を底上げする」という機能が付いているが、自己防衛及び皇女防衛の目的で搭載された機能。

　あらゆる距離の攻撃を無効化するが、霊力か耐久度が限界を迎えると使用不可になる。ただし謎の美少年とグレイスの霊力は膨大であるため、そう簡単には突破不可能である。

・翼型ブースター×1

　背面に装備するブースター。

　飛翔時には白く輝く噴射炎が出る。

　最大速度はマッハ4.5（5,508km/時）だが、意外にも小回りが効く。

（追加装備）

・76.2mm速射砲

（弾数25発、弾種HESH（粘着榴弾））

・120mm滑腔砲

（弾数7発、弾種APFSDS（装弾筒付翼安定徹甲弾））

・47mm速射砲

（弾数15発、弾種AP（徹甲弾））

・120㎜ロケットランチャ―

（弾数6発、弾種HEAT（成型炸薬弾））

　ノイベルトの独り言

　お前の姉さんは優雅だろう？　だけど、お前も優雅だ。

　例え厚い装甲を有していようと、な。

　ところで、この機体をもらってくれたのはつい最近（“嘘予告”が終わってから１２年後を想定）だが……。

　現在の持ち主である黒髪の美少年、「姫様（グレイスを指す）の騎士になる！」と息巻いていたな。

　よほど強い意志だったが……。

　まあ念願が叶った後を想定して、コクピットはベッドになるようカスタマイズしておいた。頑張れよ。

※ノイベルトが請求した代価は、「戦闘データの回収」で済ませている。

　メタ視点

　色々とネタを混ぜてみました。

　R18な事を妄想出来るネタとか、ブレイバ&ブランシュとグレイスを巡って争うであろうネタでございます。

　ちなみに謎の黒髪の美少年ですが、

「グレイスとは二度会っている。一度目は幼年時に素顔で、二度目は20歳を過ぎてから仮面で」

　という設定を用意しております。

　また、

「高名な操縦士（ドールマスター）の弟子」

　という設定も用意しております。

　師匠はハーゲンではありませんが。

　この美少年に関する追加設定が出来次第、

「応援コメントへの殴り込み要員」

　に追記します。

　URLも添付します。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887079473

　ブレイバ、ブランシュ、グレイスの３人は、親子揃ってとんでもない性格ですね。

　では、今回はここまで！