Tomorrow
勝利だギューちゃん
第1話 今日と言う現在
朝・・・
高校へ向かう・・・
電車の中・・・
だるい・・・かったるい・・・
やめた・・・さぼろう・・・
途中下車をし、学校へ電話をかけた・・・
「風邪をひいた」と・・・
まあ、今日は文化祭なので、別にかまわんが・・・
普段の授業なら、しない・・・さぼりは・・・
駅を降りた・・・
前からこの駅には、降りてみたいと思ってた・・・
「さっ、のんびりしよう」
意気揚々と歩きだした・・・
歩きだしたが・・・
「池上くん」
その声にはっとした。
クラスの女子がそこにいた。
「山咲さん」
どうして、彼女がここにいるんだ?
「池上くんはさぼり?いけないんだ」
「さぼりではない」
「じゃあ何?」
山咲さんは笑顔で訊いてくる。
その笑顔が怖い・・・
「自主休校だ」
「そういうのを、世間一般には『さぼり』ていうの、わかった?」
「世間一般でも、僕の辞書にはない」
「君の辞書なんて、どうでもいいの」
「山咲さん、そうなの、じゃこれで」
「うん、またね・・・って、違う」
山咲さんに腕を掴まれた。
「池上昭一くん、君を学校さぼりの罪で連行します」
「どこへですか?山咲優子刑事」
「私の家」
「なぬ」
こうして、山咲さんに連行されることになったのだが・・・
「私の家、この近くなんだ。」
「そうなの?」
「知らなかった?」
「うん」
山咲さんは、驚く。
「まっ、いいや、レッツゴー」
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