百態

 どう生きてきたかでなくて、どう生きていくかが重要だ。最近、他人と長い時間喋る機会が有り、ほんの少しではあるが考えさせられた。

 知り合いから、知り合いの知り合いといった縁の遠い人まで、様々話を聞いたが、誰も彼も尋常でない生き方をしていた。私には到底出来やしないが、私の生き方こそ人から見たら奇異に映るだろう。お互い様と言えばお互い様だ。

 他人からどう見られるかなんて、本来はどうでもよいことである。そんなことで悩むなんて馬鹿らしいと頭では分かっているが、どうにも上手く割り切れないものだ。

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