第10話SION - 一杯おくれ (邦楽)

ハスキーボイスの男性ソングライターSION、シオン…

彼の楽曲の魅力を僕ごときの目方では紹介し切れるとは到底思えなく、取り上げる事を躊躇っておりましたが、聴いて欲しいものは聴いて欲しいのですよ。

何が言いたいんだろう。


終始スローペースで、歌声と言葉の力(表現の力強さじゃなくって意味そのもの)

だけで展開していると錯覚してしまうほど、演奏が歌の邪魔をしていない。

言ってしまえば「地味〜な曲」なのです。でも…上質なんです。


「なんでもかんでもほしがるから なんでもかんでもかなしくなる」

「今日の ところは次にのむ、酒の ことだけ かんがえて、なあ…」

飲酒の習慣が無く酔っ払いも嫌いな僕ですが、劇中の酔っ払いが吐いた言葉には、

「負け方の極意?」うまく行かなかった時の心の受け身の取り方を教わりました。


除隊していった先輩の、「置いてるモン捨てといてー」の心ないお言葉。

めんどくさー 。と片付けてた時にこの楽曲が入ったCDと出会いました。


今でも大切にしております。絶対に返しませんー。

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