ルー・ガルー〈ジェヴォーダンの獣異聞〉 | 寝る犬様


 娘はパジャマに着替えて、布団でゴロゴロしている。

「パパぁ!今日は何の絵本かなー」

 オレはカクヨム本棚から1冊の絵本をとった。

「これにしよう」


 ルー・ガルー〈ジェヴォーダンの獣異聞〉 | 寝る犬様


「あるところに母親と暮らすアンヌという10歳の女の子がいました」


「アンヌにパパはいないの?」

「パパはいるけど、一緒に住んでないみたいだね」

「ワタシはパパと一緒がいいなぁ」

「…………オレも一緒がいいな!」


 家族は一緒がいい……


「アンヌの住む村で大きな狼に住民が襲われる事件が多発します……被害拡大を恐れた国王は狼討伐を命令し、父親も狼討伐に参加したのを機会にアンヌの住む家に戻ってきて……」


「……zzz」

 娘のほっぺをプニプニする

「寝ちゃったか……おやすみ」


 ルー・ガルー〈ジェヴォーダンの獣異聞〉の続きはコチラ

 ↓  ↓  ↓

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881707893


【あとがき さんくま】

 1話の前にある<ジェヴォーダンの獣の解説>を読んだときは「寝る犬さん……これをオレにどうしろと……」と思ってしまいましたが、よくよく話を読んでみると絵本にできるような感じでした。

2万文字の完結作品です。サラッと読めますよ

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