第2話

「はいはい。みなさん。注目」

「は?」

お前。なぜここにいる。

「ちょっと待ってください。なんで」

「待ちません。あなたのセクハラ告発で大変だったんですからね色々。官邸からも人来ちゃうし」

同性のセクハラ上司。

「でも助かりました。みなさん。猫好きが猫を助けてくれたおかげで、予算を上げてもらえました。みなさんの拳銃がついにリボルバーからフルオートになりますっ」

「いやリボルバーでいいです」

「自動小銃寄越せよ」

「過激なやつらしかいねぇなおい。あ、あと私は晴れて幹部待遇になりますのでよろしく。キャリアですキャリア」

「おいセクハラ上司」

「あ、いいの。ここで暴れると一緒に寝た新しい上司との関係に響くよ?」

「くそがっ」

なんでこうなるんだ。

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