第3話

僕は突然頭を掴まれて、ものすごい力で空に運ばれた。

景色がどんどん小さくなっていく。


青年「うわあ!!!!」

悪魔「ん!なんだお前、急に大声出しやがってびびったじゃねえか。馬鹿野郎。」


僕の頭を掴んだ人?だろうか?声が聞こえる。


しかし、彼?の口は動いていない。


悪魔「驚いたな。まだ意識があるのか珍しいなお前は。」

青年「だ、誰だお前は。おまけにどうやって会話してるんだ?腹話術?」


悪魔「あ!?なんだ、こっちの念まで読み取れるのか。こりゃたまげた。」


悪魔「あぁ、俺は悪魔だよ。今はお前をあの世に持ってくように上司に頼まれたんだがな。あぁびっくりした。もう。こりゃ特例じゃねえか。全く。」


青年「???」


悪魔「あとでしっかり説明してやるから、まぁちょっと大人しくしててくれや。」

青年「はい。ありがとうございます。」


悪魔「こりゃまた、素直で礼儀正しい魂だな。あーだからか。いや、まぁいいやこっちの話だ。」

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