僕の妻は破天荒
ヨロズ ショウ
第1話 僕と妻について
僕の妻は破天荒だ。
彼女について、僕や彼女の周りだけで
楽しむには勿体ないので、彼女の良くも
悪くもいろんなエピソードを是非皆さんに
紹介すべく文章にしたいと思う。
一点皆さんに申し訳ないのは、普段小説を読まない僕には、小説の書き方はわからない。
その点については大目にみて頂きたい。
まずは彼女について説明をすると、
歳は25歳。O型で大雑把。容姿は悪くはない。
彼女の主な能力は、以下の5つだ。
①ズバ抜けた明るさとノリの良さ
②いつでも前向きな姿勢と懸命さ
③誰彼かまわぬサービス精神の旺盛さと
派手なパフォーマンス力
④天然な純粋さと知識の無さ
⑤他人優先と気遣い
上記の5つの武器を持ち、総合して
圧倒的なコミュ力を有している。
④の知識の無さは疑問に感じるだろうが、
通常は弱みのところ、彼女にとっては、
昔から部活を優先し勉強を怠っていたことによる知識の無さと天然な純粋さによって
周りから可愛がられている要素が大きい。
その点だけを捉えると、TVで見かけるおバカタレントに似ている。
よって圧倒的なコミュ力により、あらゆる皆さんに好かれ子供から同僚、上司まで幅広い層からの人気を持っている。
ただ、彼女は冒頭にもあるように破天荒だ。
当然弱みもある。
後先を考えることのない自己中で大胆且つ突発的行動力とその弊害による周りへの多大な迷惑だ。
僕も周りもどれだけ被害にあったか、覚えていない。
彼女はとにかく全て周りを巻き込む。
嫁になってからは、昔よりは控えるよう
2人で協力しながら精一杯努めている。
巻き込む場合、信頼関係の高い一部の人に
限るようになっただけ成長したと捉えるようにしている。
次に、少しだけ僕の話をすると、
彼女とは同僚で僕は彼女が入社する10年前に入社している。
そう、歳は10も上の大雑把なタイプのO型だ。
彼女のことを題材にするが、
決して僕が素晴らしい人間であるわけでは
ない。
この歳まで僕が1人なのもこれまで
遊んできた結果だ。
そういう意味では彼女がこんな僕を
選んでくれたのは、理由はいまだに
分からないがありがたい話だ。
彼女とは出会って数年、最初はまさか妻に
するとも思ってはいなかった。
全てが今まで見たことのないタイプの女性だった。
長い人生の中で、こんな行動を行う女性を見たことがなかった。
彼女と付き合うに至るまでは
彼女の素晴らしいパフォーマンス力から
会社の飲み会に盛り上げ役としてメンバーに呼んでいた点ではみんなと同じだった。
簡単な紹介ではあったが、
そんな彼女の人生と成長を、今後僕の日記として記して行きたいと思う。
彼女の生き方には賛否両論あると思うが
興味のある方には是非見て頂きたい。
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