第7話 寝る時の思考法。


早起きするとっておきのコツを知った。

それは「早く寝ること」。


大抵、何もないんだけど、

起きていたら何かあるんじゃないかって思って夜までお酒飲んだり、

ダラダラ携帯いじったり。だらけてしまうのね。


それも携帯で他人の人生のことを気にしてたり、

嫌われたくない、ひどい人に思われたくないから

自然に身についた言葉のチョイスを打ち込んで送信。


ビューンとメッセージは飛んでいき0,1秒後くらいに

ポケットの中にいた相手の携帯にピロリーンって届く。

受け取った彼女はケータイちゃんが振動して0,5秒後くらいには

体が反応して中身を見るのである。


これでは寝れないのも当然。

だって自分のことと相手のこと、考えることが多すぎというわけだ。

そしてそれは休む暇もない。


さらには「仕事が忙しくてさー」なんて

他人に真剣に考えていなかったようなことを口にしてしまったら、

考え事は一気に3つになってしまう。


「俺も最悪だよーこんな会社やめてやるー」

なんてその友達が食いついてきたらもう確実に不眠症。

自分からふった話題だしいきなり連絡切るのは忍びない。


だったら最初からしなければいいのに。


そんなあなたにおすすめ。早く寝るコツ。


あったかいシャワーを浴びる時、

暖かい布団に潜り込む時、

心の中で「さいこぉ〜」とか「ぷひ〜ぃ」

とかとにかく気持ち良さげな声を叫ぶのである。


実際に声に出していうと効果は倍だ。


これを習慣ずけると、いつの間にか

寝ることが幸せなことになるのだ。

寝ることは怖くない。

時間の無駄になんて思わなくなる。


寝坊したあとも、早く寝れなかった時も後悔してはいけない。

自分をせめてもいけない。

昼寝をすればいいのさ。


このエッセイの読者。君。

騙されて思ってやってみたらどうかい?









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