ダイ2部

抱擁

ひさしぶり


そんな挨拶も



もう何度目だろうか


「もう何度目だろうか」



そんな問いも



もう何度目だろうか


もうアンドロメダより遠い



星に逃げ出したいくらい


臆病な自分が嫌になる。



ひさしぶり



そんな挨拶が


幸せの合図で



もうアンドロメダなんてどうでもいいから


ただ浸っていたい



もう何度目だろうか


深く深く


溺れてしまうのは



もうアンドロメダの宇宙より深い


宇宙そらに墜ちてしまうのは



もう何度目だろうか

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