おしまい?

あとがき

こんにちは、いよです。

僕の詩集、「刺繍」手にとっていただきありがとうございます。

このあとがきを読んでくれていると言うことは、僕の詩を読んでいただいけたということだと思います。(あとがき先読み派の人もいるかもしれません。まぁ僕もその一人だったりするのですが(笑)。)

僕の詩、如何だったでしょうか。

もし、僕の詩が誰かの心を動すことができていたら、僕は本当にこの詩を書いてきて良かったと思います。

さて、皆さん。

皆さんは、言葉にならない感情をいだかれたことはありますか?

僕はたくさんあります。

誰かとの別れのとき、本を読み終えたとき、きれいな景色を見た時、大切な人が亡くなったとき、友達と久しぶりに笑うとき、まだまだたくさん、書ききれないくらい本当にたくさん、たくさんあります。

僕にとって感情とは、どんな言葉でも、科学でも、音楽でも表せないと思うほど、高貴で複雑で大切で尊いものです。

そんな感情たちの断片を、少しでも僕の言葉で綴りたくて、残したくて、この詩を書いてきました。

(ここから少し、僕の持論っぽい物を)

感情とは。

感情はあなたとは別のところにいます。

感情はあなたではありません。

あなたを遠くからコントロールします。

だから上手に付き合っていってください。

ときにそっとしておくことも大事です。

そしてその感情を誰かに伝えることも大切です。

そうしないと感情は後悔に支配されます。

伝え過ぎも良くないかもしれません。

本当に本当に難しいです。

やっかいです。

説明書はありません。

返品もできません。

だから大切に使ってください。

壊れないように。

最後に。

レシートはとっといたほうがいいかも。



最後に、

この刺繍をここまで書き続けてこれたのは、読んでくれた皆さんがいてくれたからです。

本当にありがとうございました。

的な言葉を聞くと疑う自分がいました。

でも今その言葉を言う立場になると、その言葉の重みがわかった気がします。

僕がしてきたことは、本当はちっぽけなことかもしれません。

でも、もし、誰かの心を動かせることができていたのなら、そんなことをいうのはその人に申し訳ないから、言葉たちに申し訳ないから、こう言わせてください。

僕は、とっても大きなことをしました。

大切なことをしました。

やり遂げました。

ここまで読んでくれたみなさま、本当にありがとうございました。次の詩集も是非、手にとっていただけると幸いです。


1月30日

いよ

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