第6話、禁断の恋は異世界に転移してから⁉への応援コメント
「作者」がまた「主人公」たりえる。複雑ですなあ……転移の果ては、どうなる?
作者からの返信
今回は、『現代日本パート』を中心に描きましたので、いつもと若干様子が異なってしまい、戸惑われたかも知れませんが、これはこれで重要なエピソードだったりします。
実は『作者』と『主人公』(=『内なる神』)との間には、異世界と現代日本において、お互いに『相手にとっての作者』でありながら、また同時に『相手の作品における主人公という名の登場人物』でもあるといった、非常に複雑な関係にあります。
また、次回の最終回の後、『異世界パート』のほうはすでに、『わたくし、悪役令嬢ですの!』という新規作品として、本格的に再スタートしているのに対して、『現代日本パート』のほうはなかなか、本格的な再開の目処が立っていない状態でありますが、一部については『悪役令嬢』内のエピソードとして、すでに公開しております。
第5話、これぞ真に現実的な異世界転移だ⁉への応援コメント
確かに、いまある「異世界」は現代日本の上に成り立っている世界ですものなあ……
夢と現実の入れ子構造、私の頭の中でも大分揺らいできております。
作者からの返信
今回は基本的に『蘊蓄回』で、文字数も多く、大変読みにくかったかと思いますが、一読してくだされて、誠にありがとうございます。
私の作品の基本スタンスは、『テンプレ作品の視点を変える』といったもので、例えば『死に戻り』だったら、「むしろ敵キャラのほうが、無敵の死に戻りチートだったら面白いんじゃないか?」といった感じで、作品づくりをしております。
本作だったら、『異世界転生をする側』である現代日本人ではなく、『される側』である、異世界人の立場に立った作品づくりを心掛けております。
『夢と現実の入れ子構造』については、作中でも述べました『夢と現実との逆転の原則』に則って、現在いるのが異世界なら、異世界こそが現実であり、現在いるのが夢の中なら、夢の中こそが現実だと、見なされればよろしいかと思います。
第4話、作者VS作者⁉への応援コメント
世界が承認する……
そして世界を改変というか創造していく……
果てしないですな。「自分を失う」ということは、無いのだろうか……
僕も世間に承認されてぇえぇええっ!!(魂★叫
作者からの返信
前回に引き続いて、またしてもご丁寧なるコメントをお寄せいただき、誠にありがとうございます。
今回はちょうど折り返し地点にきたことですし、ここで全体的な感謝の意をお伝えしたいかと思います。
それと申しますのも、以前も述べました通り、パイロット版である本作の完成版とも言える作品が、すでに連載150回を数えるまでになっておるのですが、あまりにも話数を重ねすぎたために、ここいらで一度すべての論理基盤となっている、パイロット版──つまりは『プロトタイプ』である本作を読み返しておこうと思い立ったものの、新作の作成を優先するあまりにずっとおざなりにしていたところ、@gaction9969様が折良く応援コメントを送ってくださるようになったお陰で、当然のごとく本作を読み返さなければならなくなり、完全版の諸設定を再確認することができまして、大変助かっております。
また、今回の第4話につきましては、最近Web小説界隈において、Web作家自身が自作の異世界に転移して、小説を書き換えるだけで世界そのものを大改変できたりする作品を、よく見かけるようになったのですが、量子論等の物理学に基づけば、自分が現に存在する世界を改変することなぞ絶対に不可能なのであって、本作においては『作者』を二通り登場させることで、あくまでも自分では単に自作の小説を書き換えているつもりで、実は相手の世界を改変しているといった、少々複雑な『裏技』を使うことで、世界の改変を実現しておる次第であります。
……まあ、今回の応援コメントにも書いていらっしゃいますが、小説を作成する一番の理由は、『承認欲求』を満たすことがほとんどかと思いますし、真に素晴らしい作品を創ることで、大勢の人に認められて、自分自身の世界を変えていくことも、ある意味『世界の改変』の一つではないでしょうか?
世界の入れ子構造ハンパない……
そして女王のメンタルもハンパない……
どこへ……行き着くの?
作者からの返信
前回に引き続いて、またしてもご丁寧なるコメントをお寄せいただき、誠にありがとうございます。
本作はタイトルにあえて【パイロット版】と付けているように、ある意味全編『実験作』のようなものであって、世界観設定やストーリー展開において思いっきり冒険していたり、各キャラクターともそれぞれの方向に思いっきりメーターを振り切っていたりしています。
もちろんこれはあくまでも『実験のための実験』なぞではなく、何よりも読者様に『面白く思っていただく』ための試みですので、これからも何かと突飛なストーリー展開やキャラ描写のオンパレードになるかと思いますが、どうぞお気楽にご堪能なさってください。
第2話、正夢体質の異世界人は、現代日本の夢を見るか?への応援コメント
「ゲンダイニッポン」の方が、魔法よりも凄まじいものに溢れてますよね……原理とか構造が分からないものだらけですし。
それより「正夢体質」の活用法が「作者」となることとは……っ、うまくいくのか?
作者からの返信
『ただの正夢体質の俺が異世界の神様だと⁉』パイロット版の作者の、881374でございます。
第1話に引き続いて、またしてもご丁寧なるコメントをお寄せいただき、誠にありがとうございます。
我々の現実世界の科学技術と、ファンタジー異世界の魔法技術との、どちらがより優れているかは、一概には言えませんが、核爆弾を一発落とせば、魔法使いもドラゴンも何の意味もなくなるのは、言うまでもないことでしょう。
実はこれは、アニメ作家の宮崎駿さんや富野由悠季さんの得意とする論法ですが、私はそれを受けて、「だったら、核兵器に魔法技術を加えれば、もっと最強になれるのでは?」というコンセプトで、本作を作成した次第であります。
また、『正夢体質』がどのようにして、『異世界の作者(カミサマ)』に結びついていくかは、是非とも今後の展開をご期待ください。
第1話、これぞ異世界ファンタジーと量子論SFとのハイブリッド⁉への応援コメント
さまざまな転移が繰り返されることによって、現世界と異世界が融合しつつあると。
それにしてもミーア、心に思ったことをすべて口に出さないと死んでしまう病気なの?
作者からの返信
『異能棋戦血風録』に引き続いて、またしても拙作をお読みになられるのみならず、こうしてご丁寧なるコメントまでもお寄せいただき、誠にありがとうございます。
『ただの正夢体質の俺が異世界の神様だと⁉』パイロット版の作者の、881374でございます。
本当に@gaction9969様のコメントは、非常に少ない文言のみで、的確に核心を突かれておられて、毎回感服いたしております。
実はこの作品は文字通りの『試作品』として、私が初めて手がけた『異世界転生モノ』なのであって、「これまでの作品には無いものを創ってやろう!」と気負いすぎまして、ああいった現実世界と異世界とが融合された世界観となってしまったわけです。
その発想の発端としては、御指摘の通りに、「どうせこれだけWeb小説の中で異世界転生が行われているのなら、異世界人にとってはもはや、『現代日本』ならではの『科学技術』や『クリスマスイベント』なんてものは、周知の事実にしてしまえばいいじゃん?」という、半分メタ気味なひねくれた創作姿勢によるところが大きかったりします。
そのため第1話にしてすでに『詰め込みすぎ』になってしまい、ミーア嬢には不自然極まる『解説役』として大活躍してもらうことになったのも、まさしく御指摘の通りだったりします。
ちなみに、あくまでも『パイロット版』である本作に対する、『完全版』である『わたくし、悪役令嬢ですの!』という短編連作シリーズのほうも、すでに現在毎日投稿を続けているところでありますので、こちらのほうもよろしければ御一読してみてください。
もちろん本作についても、特に「何ゆえ『正夢体質』だったら異世界の神様になれるのか?」に関しては、驚愕の事実が秘められていたりしますので、どうぞ楽しみにお待ちください。
そして何よりも、ここ最近連続していただいております、このような応援コメントこそが、辛いばかりの創作の励みとなっておりますゆえに、けして@gaction9969様のご期待を裏切らないよう、これからも精進して参ります所存ですので、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
最終話、内なる神と外なる神。への応援コメント
インナー/アウターと、そうつながるわけですな!
どう改変していく? 世界の入れ子構造は引っくり返るのか?
読み進めます!
作者からの返信
このたびは拙作『ただの正夢体質の俺が異世界の神様だと⁉』パイロット版の、第1話から最終話までお付き合いくださり、誠にありがとうございました。
今回は最終回と言うことで、完全に趣味に走ってしまったことを、今は反省しております(またやらないとは言っていない)。
ただし、最終回の最大の見せ場は何かというと、主人公自身が最後まで、『作者』という絶大なるチートスキルを『使わない』ことでありました。
他の方の作品の中にも書かれていましたが、『無敵のチートを誇る転生勇者こそ、第二の魔王ともなり得るだ』というのは、非常に納得で、無敵の力であるからこそ、使用者は常に自分を制御する心を忘れてはならないと思います。
重ね重ね、本作の御通読、本当にありがとうございました。
よろしければ、本作の後継作を始め、また別の作品でお会いいたしましょう。