応援コメント

エピローグ」への応援コメント

  • すなさとと申します。企画に参加いただき、ありがとうございます。

    とても濃厚な話を楽しませていただきました。
    兄から虐待を受けていた無気力な少女、その暴力が彼女の考える力や生きる力を奪っていった訳ですが、その兄妹の歪んだ関係や、兄を恨む彼女の心情が痛いほど伝わってきました。

    力を手に入れたチェントは、自分の居場所を守るために戦いに身を投じていくわけですが、うん、その時にネモと二人で逃避行できたら、こんな悲劇にはならずに済んだのにと思います。
    結果、その力を復讐のために振るうことになったわけですから。

    十万文字の中に、チェントの心情がぎゅっと濃縮された読みごたえのある物語でした!

    楽しい物語、ごちそうさまでした! (。-人-。)


  • 編集済

    ちょっと難癖と思われるかもしれないけど「作戦行動中」だったんだよね?魔王から地図を渡されて好きに行動してよいと指示があった。なので戦争中に殺し殺されがあること自体は罪ではないとは言わないが仕方のないことだと思うんだが。
    攫われて救出もしなかったヴィレントが何を今さら兄貴ヅラしててうっとうしかったかな?

    作品自体よく練られてて面白いですしチェントの内情が痛いほど伝わってきてとても良かったです。

  • 登場人物たちの心情を示す描写に惹き込まれました。皆がそれぞれに辛くて、最後まで胸がぐっとなる重厚なお話でした。ファンタジーなのにリアルで、登場人物達の悲哀に感情移入が止まりませんでした。

    ダークファンタジーが大好きなので、この作品に出会えて本当によかったです!素敵なお話をありがとうございました……!(❁ᴗ͈ˬᴗ͈))


  • 編集済

    企画参加ありがとうございます。

    面白く読ませていただきました。

    最後この形で終わってしまうのは仕方のない事ですが、チェントの初期の甘えの部分が総括されずに終わったように感じられてしまいました。

     これだとただ我儘に育った人が、私怨で兄の恋人を殺したうえ、生き残るというだけでは......
    ともやもやしました。たぶん、失わせたものに対して、失ったものが少ないからそう感じるのかと思います。


  • 編集済

    こんにちは。
    自主企画「週刊カクヨム」企画主の戸﨑享です。

    この度は自主企画「(週刊カクヨム企画) 年末週刊カクヨムコンテスト! 9~10万字の完結ファンタジー募集!」にご参加ありがとうございました。

    作品を読みました。その人の抱える苦しみは、その人が明らかにしない限り真に理解することはできない。それによっておこるすれ違いとどうしようもない間違いを追っていくのは読んでいると切なさが沸き上がってきますね。

    感情を湧き上がらせるいい小説でした。読めてよかったです。

    今回参加いただいたこの作品の情報を「週刊カクヨムNo.79」の目次に掲載させていただくことにしました。

    万が一掲載を辞退したい場合は私に連絡をお願いいたします。

    作者からの返信

    最後まで読んで頂けたこと、とても嬉しく思います!

    読んでいて感情を揺さぶるお話を書きたいと思い、執筆した物語でしたので
    そのようにおっしゃって頂けたことも嬉しいです!

    週刊カクヨム企画への掲載の方、ありがとうございます。
    ご紹介頂けたこと、とても喜ばしく感じております。

    この度はどうもありがとうございました!
    物語の方、楽しんで読んで頂けたなら幸いです。

  • 主人公の性格に賛否両論あるとは思いますが、話の展開は素晴らしく、夢中になって読ませていただきました。
    普通の子供らしい成長段階を踏めなかった少女としては、仕方ないのかな…と。
    どちらかと言えば、お兄さん視点の話の方が読みたいかも(*^^*)

    緊張感溢れる戦いのシーン等、とても勉強になりました。
    紹介いただき、ありがとうございました!出会いに感謝。

    作者からの返信

    早速、最後まで読んで頂けてとても嬉しいです!
    主人公の性格は生い立ちからくる自然な形を目指したというのもそうですが、ヒーローヒロインらしい高潔な人物ではなく、一般人寄りの心の弱い人物として描こうとしたためにこうなりました。
    賛否は分かれるところですが、私自身が心の弱いキャラクターの方が感情移入できる性質なので、こういうキャラをメインに据えがちです(笑)

    実は初期のプロットでは兄が主人公だったのですが、魔王を討つ壮大な戦記物として面白く書き切る自信がなかったため、兄妹関係にスポットを当てた妹視点のお話になりました。
    いつか、兄視点で面白くまとめる算段が立てられたら、書いてみたいとも思っております。

    この度はどうもありがとうございました!
    物語の方、楽しんで読んで頂けたなら幸いです。


  • 編集済

    〝へっぽこ文章書きの激辛評価〟企画にご参加下さり誠にありがとうございます。企画主のアサシンです。

    この作品のテーマ、当方の大好物でして…激辛評価をしようにも途中までは没入して楽しく読ませていただきました。このテーマでここまで楽しませてくださる力量は素直に見習いたいと思います。

    ただ、クライマックスがなぁ…。妹をあんな風にお母さんと同一視するかなぁ?お兄さんが妹を養うのにどれだけ苦労したかは想像に固くありません。妹に辛く当たるのもわかります。それでも妹を何とか見捨てないでいよう。お母さんにも託されたし。みたいなのもわかります。

    それらのことを踏まえてもお母さんの幻影にあそこまで苦しまされるのは僕的には理解出来ませんでした。これは評価というより個人の感想ですが。最後に興醒めしてしまったので…

    あと、これも単なる感想ですが…この物語全体をよく読むと、シルフィって悪い子じゃありませんよね?むしろ超絶まともだし、お兄さんの心の拠り所になってるし…。え?シルフィを殺しておいて妹が生き残って子供を産んで平穏に暮らすって、なにそれ?
    冷静に考えるとこの結末にも納得いきませんね(苦笑)

    せめて、シルフィは殺されて当然のキャラにしてほしかった。
    それか、チャントがシルフィを殺したむくいを受けるかです。それを罪の記録ですますのもちょっとなぁ…。


    とはいえ…全体的には興味深く拝読させていただきました。ありがとうございます


    作者からの返信

    最後まで読んで頂けて、とても嬉しいです!

    兄ヴィレントの抱える事情に関しては、最後の瞬間にいきなりチェントが全てを察してしまうという展開故に、説得力が薄れてしまっているというのも影響していると思っています。
    兄側の視点があれば、彼が普段いかに葛藤し、苦しみ、これまで生き続けていたか描くこともできたと思うのですが、これは今回一人称に決めた時点でバッサリ切り捨てた部分ですね。
    おかげで余計な部分を省いて話のテンポを上げられたりなどメリットも多くあったと思っていますが、引き換えに失ったものもあるかと思います。悩ましい部分ですね(苦笑)

    シルフィに関しては、作者としても悪い子として描いたつもりは全くないキャラクターですね。
    これは、互いに必死に切実にお互いの考えで生きた人々がぶつかり合うお話の方が面白いと、私自身が思っているからです。
    そんなシルフィを殺してしまったチェントは罰を受けるべき、それはおっしゃる通りだと思います。
    でもネモとの間に子供が残ってしまった。今彼女が命を絶っては子供達は天涯孤独になってしまう。だから、子供が独り立ちするまでは生きることを許して欲しい。そんな言い訳のために子供を用意したわけですが、それでも納得できない方がいらっしゃるのは仕方ないことだと思います。

    そういった部分の説得力やバランス感覚などは難しい部分だと思いますが、少しでも多くの読者さんに納得して頂けるようなお話を書けるよう、今後は考えていきたいと思います。

    この度は読んで頂き、どうもありがとうございました!
    物語の方、少しでも楽しんで読んで頂けたなら幸いです。

  • 自主企画「評価が欲しい方、詳しく読みます」の高田です。

    お待たせしました!(ほんとに)

    https://kakuyomu.jp/works/1177354054894635885

    濃厚すぎて大好きな物語でした。
    拙い書評ですがお納めください!

    この度は企画にご参加いただきありがとうございました!

    作者からの返信

    お返事が大変遅くなりましたが、最後まで読んで頂きどうもありがとうございました!
    書評の方でも返信いたしましたが、こちらでも重ねてお礼申し上げます。

  • MST様

    ご無沙汰しております。以前、企画でお世話になりました。

    酷評企画ということで参りましたが、なまじ完成度が高いだけに評価するのが難しいです。
    全体を通して暗いトーンで貫かれており、ネモとの関係で一旦は光明が見えるものの、いつか訪れる結末を予感させていて緊張感が続いているのがいいですね。

    以下気になったところを挙げていきますが、あくまで個人の感想や提案です。もし不快であれば削除してください。

    ・チェントが兄やベスフル軍を敵に回す最大の理由は「大切な彼(ネモ)との居場所を作っているのは、ここ魔王領」だからだと思われますが、案外それがわかりにくい気がします(僕だけかな?)。なので、チェントが彼なしの人生など考えられない、と思わせるシーンを追加して貰えればなあと思いました。

    細かいですが、
    ・短文での改行が多く、却って読みづらい。
    ・本文を読む限り、チェントは魔導士というより剣士寄りなのでタイトルに違和感を覚える。
    ・好き好きかも知れないが、アラビア数字より漢数字の方が中世的世界観に合うような気がする。
    などでしょうか。

    内容は田中芳樹を思わせるものがあって大好きな小説です。それではまた機会があれば。

    作者からの返信

    どうも、ご無沙汰しております。
    そして、最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

    チェントが母の故郷であったベスフル軍を敵に回してしまうことは、元居た場所、人々との完全な決別を意味するわけですが、果たして彼女はその重大さに気づいていたかどうか。
    あの判断は、それまで流されるだけだった彼女にとって、自分の力を示したい、ネモの役に立ちたいという思いと、兄に対する敵意とが先走ってしまった感じだと思います。
    兄との仲は険悪で、唯一味方と呼べたスキルドは生死不明、ともすればよくよく考えて悩んだ末でも結論は同じだったかもしれませんが、あの時の彼女はそこまで深く考えていません。
    この辺りの彼女の心境を、作中でしっかり描写すべきだったかもしれませんね。
    無意識に脳内補完してしまうことのないよう、気を付けたいと思います。

    タイトルに関して、ご指摘はごもっともだと思います。
    自分としてはタイトルはジャンルが推察できるようになっている方が親切だろうと考えておりまして、"魔導士"という単語が入ることでおぼろげながら、剣と魔法のファンタジーなのかな? と想像できるのではという狙いでそうしておりました。
    ただ、WEB小説に限って言えば元々ジャンルの分類がされている場所なので、無駄な思惑だったかもしれないとも感じております(苦笑)
    今では、完結から2年以上このタイトルのままでいたので、今更変えない方が良いだろうと思い、そのままにしています。

    改行周りは、深く考えずに手癖でつけてしまっている部分が大きいと思うので、改めて見直していければと思います。

    数字の表記は統一した方が良かろうと、徹底してアラビア数字に揃えたのですが、他の小説が漢数字との使い分けをどうしているかなど、注意してみてみたいと思います。

    作風に関しては、アルスラーン戦記を愛読しておりましたので、影響を受けている部分はあるのだと思います(笑)

    この度は、色々ご指摘頂き感謝いたします。
    読者の方からのこういったご意見は、作者の視点では見えていないものに気づかされるので、とても貴重に感じております。
    どうもありがとうございました!

  • 最後まで読ませていただきました。

    読後の率直な感想は、切ないということです。
    悪と形容できる人は出てこないのに誰も幸せになれない物語。最後の最後で僅かに未来への希望が見えて少しホッとしました。

    また、戦闘の描写に迫力があって、その姿が目に映るようでした。

    面白く切ない物語をありがとうございます!

    作者からの返信

    最後まで読んで頂き、感謝いたします!

    悪人なんかいなくても一生懸命生きているだけの人達の間で争いは起きる、そういう物語の方が着地点が想像し辛く面白いと思い、このお話を書きました。
    好みの分かれるお話でしたが、最後まで楽しんで読んで頂けたなら何よりです。

    この度は、どうもありがとうございました!

  • 悲しい話で、火種と救いの可能性を残したまま終わるのが良い読後感でした。
    主人公が最初、誰にも愛されていないと思い込むことで利己的になってしまったり、そこから他人に認められ、愛を知り、真人間に近づいたり。
    そして奪われ、悪鬼になる。
    幼馴染の女であるシルフィを殺すシーンは、積年の恨みがこの機会に噴き出してる様がビンビンに伝わってきて、ぞくぞくしました。

    面白かったです。

    作者からの返信

    最後まで読んで頂き、感謝いたします!

    シルフィの話は他の読者の方からも反響が大きいエピソードですね。
    執筆の時も、熱を込めて書いたシーンだと思います。

    結末も好みが分かれる部分なのですが、気に入って頂けたなら何よりです!
    この度は、どうもありがとうございました!

  • まず始めに、企画へのご参加ありがとうございます!

    序盤はただただチェントが不幸で歪み堕ちていくようなイメージだったのですが、
    中盤以降からの戦場にて兄妹が戦い合う辺りからガラッと変わりました。

    彼女にはネモという拠り所・・・救いがあり、失っても廃人とならなかったのは
    やはり『兄』の存在があったからでしょうか。
    対してヴィレントにはシルフィという拠り所があり、彼女はチェントによって
    殺されてしまったけれど彼には復讐以外にも確かに未来への希望はあった。

    残されたスキルドがどこまでも可哀想なポジションなのが・・・!

    特に好きな場面がありまして。
    昔々に喧嘩で母に両成敗され互いに謝った下りからの、兄妹での最後の戦いで
    ヴィレントが謝るという流れに「兄ちゃんずるい!!」と思いました。
    私的には、彼があそこで謝ったのは『大好きな母と約束したから』ということを
    理由として含めたとしても、チェントを想う気持ちは存在していた。
    ・・・と、解釈して妹を最期まで討とうとしなかったヴィレントに、復讐者でも
    腐っても家族で兄貴なんだなぁと(´・ω・`)

    エピローグにてチェントが双子を産んでいたことにはびっくりしました。
    作中にそういった雰囲気や匂わせがなかったので、てっきりネモとは師弟に近い
    恋仲で終わったものかと・・・。やることやっていたとは恐れ入る。
    でも、母となったチェントが悲劇を繰り返すまいと自身を戒め残りの生はどうか
    穏やかに送っていただきたいものですね!

    素晴らしい作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    最後まで読んで頂けて嬉しいです!

    ヴィレントは本当はずっと良いお兄ちゃんで居続けたかったのですが、日々の苦しさに負けてしまった。
    でも、俺が悪いんじゃない! 妹が自分の苦しみを全然わかろうとしてくれなかったから、悪いのはあいつ! 俺は悪くない!
    と、心の中で言い訳を続けていたのですが、自分がもっと強くあればこうはならなかったこともどこかでわかっていて、けれどそれをどうしても認められないままここまで来てしまった。
    最後の謝罪は、良いお兄ちゃんでいられなくてすまない、弱いお兄ちゃんですまない、そんな気持ちから母と妹に向けて出た言葉だと思っています。

    子供ができるほどの親密な関係になっていたことに驚かれたことは、過去の読者さんからもありました(笑)
    直接的な描写はなくとも、2人の恋人としての距離感みたいなものを自然と匂わせられるよう、今後はもっと意識して描けるようにしていきたいと思っております!

    この度は、どうもありがとうございました!
    物語の方、楽しんで読んで頂けたなら幸いです。

  • ただの悲劇ではなく、ドラマチックに終わるものではなく、この二人の、この世界での物語を描きたかったんだろうなあと思いました。

    濃厚な物語でした。

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    彼女らの生き様を追体験した気分になれるようなものを目指しました。
    最後まで、楽しんで読んで頂けたなら幸いです!

    この度は、読んで頂きどうもありがとうございました!

  • 好きな作品です。
    最後、命を奪うことにならなくてよかった。

    作者からの返信

    物語の方、気に入って頂けたなら嬉しいです!
    最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました!
    次の作品も、楽しんで頂ける作品にできるよう頑張ります。

  • Twitterから参りました。

    最初は主人公が他人に流されるだけの、何もできない子だったのに、愛する人と出会って成長し、母親にまでなってしっかり自分の考えが持てるように成長していくストーリーがたった18話で綴られているのが凄かったです。

    戦争では心理状態や戦闘の描写などが丁寧で、ドキドキハラハラしました。
    素敵な物語を紹介してくださり、ありがとうございました!

    作者からの返信

    早速最後まで読んで頂けるとは、ありがとうございます!

    主人公の激動の人生と成長を骨子として、詰め込めるものを色々詰め込んでみた物語でした。
    楽しんで頂けたなら幸いです。

  •  読了です。
     いやー、中盤あたりから後半にかけて、どう転んでも誰にも……誰にも救いのない物語になってきたなぁと思ったのですが、最後の最後で大きく転じてくれましたね。
     物語全体としては、兄弟の確執を中心に、この血筋の運命だとかを描いた形になるのですかね。だとしたら途中の戦況などに関してはもう少しコンパクトにまとめても良いように感じました。……いや、そこも楽しんで書いていたんだろうなってのは伝わってくるのですけどね。
     戦いの中でしか自分を確立できなかったチェントが、果たしてどのような形で今の平和を得たのか、それが少しだけ疑問ではあります。僕が(読者が)知る限り、ネモとの間にあった関係もあくまで戦いを通じたものでしかなかったように記憶していますので。

     とはいえ、エンディング自体は『張りつめた絶望の物語の中で、最悪しか予想できない中からようやく掴み取った唯一の救い』みたいな味わいで、個人的にはとても好きです。
     両手離しにハッピーエンドとは言えないけど、でもちょっとだけ安心するような気持ち。いい物語だと思いましたよ。
     テーマである『復讐』を、じっくりと見せてくれる作品でした。ありがとうございます。

    作者からの返信

    最後まで読んで頂き、感謝いたします!

    戦況とか国とかがやや複雑なのは、このお話の原案が兄ヴィレントを主人公とした魔王軍を打倒する戦記物であったことの名残ですね。
    妹のチェント視点の物語にした時点で色々シンプルにすることもできたのだと思いますが、主人公の物語都合に合わせて世界や国が作られている(ように見える)話が好きじゃないものでして、あくまで先に世界があり国があり戦争があり、そこに放り込まれた主人公が足掻く物語とするならそのままの方が良いと、そんな考えから今の形になりました。
    傍から見たらよくわからない拘りかもしれませんが(苦笑)

    その代わりに、重要ではない部分や退屈な部分はダイジェストにしたり、回想でさらっと流したりで、話そのものは極力コンパクトにしたつもりです。

    チェントがネモを通じて得られたものは主に戦いの技術でしたが、それでも前半の彼女に比べれば、一人で国を出ても自分の身を自分で守ることができるようになったというのは凄く大きいことでしょう。
    魔王領を出てからエピローグのような平和を掴むまでには、きっと様々な苦労があったのだと思いますが、ネモの忘れ形見である子供たちのためなら頑張れたのではないかと想像しています。
    あるいは、ネモから戦いの技術と一緒に狩りやサバイバルの技術も学んでいて、意外と生活力が身についていたのかもしれません(笑)

    その辺りは、読者の方々の想像にお任せします、で良いような気がしていますが、どうでしょうかね?(笑)

    エンディングは私なりに、都合が良過ぎず、絶望的過ぎず、の落としどころを探ってたどり着いた結末でした。
    気に入って頂けたなら良かったです!

    この度は読んで頂き、どうもありがとうございました!

    編集済
  • twitterから飛んで参りました!
    貴重な作品を拝読させていだだき感謝です!
    私はこの作品好き派でした(^-^)!
    というのも、バトルシーンの精密さ、そしてストーリーの戦術の細かさに圧巻されまして、後半あたりは何度も読み返すほどに、、、
    また、覗かせて頂きます!
    今後ともよろしくお願い致します!

    作者からの返信

    感想、感謝いたします!

    戦術、戦略周りは、歴史の知識から見よう見まねで書いたものなのですが、それっぽく見えていましたら良かったです(笑)
    バトルシーンに関しては、褒められることもあり、逆もありなので、これで満足せずに向上心をもって書き続けていきたいと思っています。

    物語の方、少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
    この度は最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました!

  • Twitterより飛んで読ませていただきました
    読むのに時間がかかってしまい申し訳ないです…(>_<)
    チェントがネモのおかげで、心も体も強くなって成長していくお話にとても興奮させられました
    お兄さん…最後まで読んでやっと私も同情でき、チェントと剣を交えるシーンは見ているのが辛くなるほど心が痛かったです…!
    今後も応援していますので、頑張ってください!

    作者からの返信

    楽しんで頂けたようで、何よりです!

    妹寄り、兄寄り、読む方の感性、価値観によってどちらに肩入れするかも変わってくる作品ですが、最終的にどちらにも同情して読んで頂けたのであれば、作者としては目論見成功です(笑)

    この度は最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました!

  • Twitterのタグに反応を頂いて読みに来た者です。拝読致しました。
    一人称視点で始まる独白形式のお話で、どんなかな〜と読み始め一気に読み終わりました!
    レビューでもどなたかが仰っていましたが、確かに被害者しかいない物語ですね…。でもそんな中にあって、いろんな人との出会いがあり最後には自分で選んだ道を進めて、チェントは救われていたなと思います。
    戦闘描写も迫力があって面白かったです!素敵なお話を読ませてくださってありがとうございました!

    作者からの返信

    最後まで読んで頂けたことを感謝いたします!

    最後は、不幸続きだったチェントになんとかささやかな救いを与えたいと思い、こういった結末になりました。
    意図通りに救われていると感じて頂けたなら何よりです!

    この度は読んで頂きどうもありがとうございました!

  • こんにちは、小説面白かったです。最初は失礼ですがぬぼーっとストーリーを追っていただけだったのですが、恋愛が出てきた瞬間現金ながらグッときました!それだけに終盤が悲しくて悲しくて…ネモに会えて彼女は本当幸せだったんですね。バトル描写も上手で羨ましいです。
    小説読ませて頂いて有り難うございました。

    作者からの返信

    最後まで読んで頂けて嬉しいです!

    作者としてこの作品は、極限状態での人間の弱さが引き起こした悲劇をウリとしているつもりでした(私がそういう物語に惹かれるので、笑)
    それ故に、この話は冒頭の話で刺さらなければ、以降を読み進めても面白くならないだろうなあと、思っているのですが
    まさか、恋愛部分でグッと来て、そのまま読み進めて頂けるとは!
    人によって、どの部分が気に入るかというのは、本当に皆さん違うものですね。
    1人で書いているだけでは、わからないものです(笑)

    それでも物語の方、楽しんで読んで頂けたなら、何よりでございます!
    もっと色んな方々のニーズを理解して、いずれはちゃんと狙って、様々な要素を引きにできるようにしたいですね(笑)

    この度は、読んで頂きどうもありがとうございました!

  • 作品を拝見させて頂きました。お約束した時期より遅くなってしまってすみません。

    タイトルから復讐ものだと思っていたので、結末のあっさりとした引き具合が少し意外でした。しかし兄の粗暴なふるまいにも理由があり、妹にも悪いところがあったのですから、この結末はハッピーエンドかもしれません。

    作品を読ませていただきありがとうございました。

    作者からの返信

    ハッピーエンドに見えるか、そうでないか、読んで頂く方によって変わる作品のようです。

    復讐ものというと、もっとわかりやすい外道な敵役を倒してスカッとするお話も少なくないですから、そういうのを想像して読まれる方だと拍子抜けするのかもしれません(苦笑)

    物語の方、もし少しでも楽しんで頂けたなら幸いです!
    最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました!

  • はじめの数話だけ拝読しようと思って読み始めたのですが、続きが気になり気がついたら最後まで拝読していました。ただ流されるままに生き泣いてばかりだったチェントがネモとの訓練を経て成長していく姿がとても素敵でした。戦う彼女の姿に勇気をもらいつつ、狂ってしまっている部分も感じて切ない気持ちになりました。この物語が彼女の罪の記録である、ということの意味が最後まで読んでよく分かった気がします。素敵な作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    続きが気になって最後まで一気に読んで頂けた、という報告が本当に嬉しいです!
    レビューまで書いて頂けて、とても幸せです!

    物語の方、楽しんで頂けたなら書き上げた甲斐があります。
    読んで頂き、どうもありがとうございました。

    三上さんの作品の方も、企画期間中に必ず読みに伺わせていただきます!

  • 読後に満足して、今更ながら☆をつけるのを忘れていたのに気が付きました。
    今さらですが、面白かったです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    結構、読む人によって極端に評価の分かれる作品でして
    もし退屈に思われてもそれは仕方ない、くらいに考えているのですが
    楽しんで頂けていたなら、とても嬉しいです!
    ★まで付けて頂き、感謝いたします!

  • 一気読みしました。
    兄と妹、どちらも抱える苦悩はあれど、それを共有することができなかったことが罪なのか。そもそも生まれからしてなのか。
    面白かったです。スッキリとはいかない余韻がなんとも。

    作者からの返信

    最後まで読んで頂けるとは! 感謝いたします!
    面白かったと言って頂けると、書き上げた甲斐があります。

    現実の人間同士も中々わかりあうのは難しいものだ、という
    作者の趣味というか、ご都合主義嫌いというか
    そんな考えが生み出した作品とその結末です(笑)

    少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
    どうもありがとうございました!

  • 昨晩一気読みさせていただきました。
    少し寂しいような気もしますが、二人の兄妹が今生ではもう会うことがないというこの終わり方が二人が幸せになれる唯一の道なのかもしれませんね。
    兄ヴィレントの方も意外に何処か世界の果てで幸せを見つけているかもしれない。そんな二人の幸せを互いに侵さないためには、このエンディングが最高なのだと思いました。

    作者からの返信

    最後まで読んで頂けたことを感謝いたします!

    最後にほんの少しだけわかり合えた2人でしたが
    後は、それぞれの人生の中で答えを見つけていくことでしょう。

    お話の方、楽しんで頂けたなら幸いです。
    レビューまで頂けて本当に嬉しいです!
    ありがとうございました!

  • 企画から来ました外宮です。
    ラストまで一気に読ませて頂きました。

    兄妹がすれ違い憎み合う悲劇、なんとも辛い話ですね。
    幼い兄妹が苦しい生活を強いられてのことで、どちらの気持ちも分かるような気もしますが、双方共に自分の辛さのみに目がいってしまい相手の心を思うや、話し合うことから逃げているようで、その辺も切ないですね。
    このあと兄はどうなったのかなあ…
    彼の方が悲惨な人生になっているような気がしました。

    作者からの返信

    最後まで読んで頂けるとは! 感謝いたします!

    主要人物が身勝手で感情移入し辛いと言われることもあります本作ですが
    私的にはこれくらい弱くて人間臭い方が好きなので、こうなりました(笑)

    兄の方はチェントと違って完全に一人ぼっちになってしまいましたからね
    チェントより孤独で悲惨な人生なのは間違いないでしょう
    その辺、新作として書きたいとも考えていますが、中々話が纏まらない状態です(汗)

    読んで頂きありがとうございました!
    外宮さんの作品の方は、こちらはまだ序盤にしか目を通せていない状態なのですが
    また後ほど、投票〆切前に必ず立ち寄らせていただきます!

    編集済
  • 企画から参りました、湊波と申します。
    すれ違いから始まる悲劇が胸を打ちますね…。誰が悪とも言えない状況がまた悲しいです。ですがこれが、戦の本質とも言うべきものなのでしょうね。非常に考えさせられる作品でした。
    キャラの配置も良いと思います。特に、敵ながらチェントを想うスキルドと、ヴィレントに誠心誠意寄り添うシルフィの組み合わせが物語に深みを出していると感じました。二人が兄妹で、ヴィレント、チェント兄妹と対になっているのも個人的にツボでした。

    一点、惜しい点を挙げるとするなら、ベスフル軍と魔王軍を比べた時に、魔王軍の方が強そうじゃないかなぁ、と感じたことです。後半では(制限つきながら)魔法を使っていますし、飛竜に乗っているような表現もありますね。それらのリソースを上手に使えばベスフル軍に勝てていたのでは…と。勿論、それを上手に使う知将がいなかったのだ、と言われればそれまでなのですが、そうすると今度は、魔王軍がややお粗末な集団のようにも見えてきてしまいます。
    圧倒的に強い魔王軍。それを上回って勝つような描写ができると、ヴィレントの強さや英雄としての資質がよりリアルに描写できるかなぁ、と感じました。

    ともあれ、興味深いお話しを読ませて頂きありがとうございました…!

    作者からの返信

    本作はデリケートなテーマを扱っているので
    結末で「チェントが自身の悪行の報いをちゃんと受けてない!」と感じられる読者さんもいるようです……人の心ってムズカシイ(汗)
    そういう部分に引っかかることなく最後まで楽しんで頂けたのなら幸いです!

    戦争部分に関しては、ベスフル軍は魔王軍にまったく勝ち目がないほどの戦力差があり
    そこにヴィレントの異常な強さとカリスマがありえない勝利を呼び込んでしまったという流れなので
    湊波さんの「魔王軍の方が強そう」という感想は何も間違いはないのです。強そうに書きました!(笑)
    ただ、ヴィレントのおかげの勝利という部分の描写や説得力が不足していたため、不自然に感じられてしまったのだと思います。その辺は私の力不足故ですね……無念(汗)

    最後まで読んで頂けたことを感謝いたします。
    本当にありがとうございました!

  • 最高でした……。

    作者からの返信

    楽しんで頂けたようでしたら、何よりです!
    最後まで読んで頂きありがとうございました!