リアルを上手く使おう。
また創作の話かよ、とお思いかもしれませんが、あとちょっとだけです。
前回予告していた「文章にセンスがあるとは?」の答えが、今回のタイトルになります。
ふふ、こういう格好いいことをやっちゃうところが、才能を持て余すみたいな感じでごめんなさい何でもないです。
さてさて。
最近発売した本で、私が推しに推していた冒険ものの小説があります。
もうめちゃくちゃ面白いです。バトルシーンとか好きじゃない私がのめり込むくらい、臨場感あふれる描き方がされていたんですよ。とにかく良い。めっちゃっくちゃ良い。
こんな私でも『書籍化作家』であります。
なんと推していた小説の作者様とお会いする機会があったのです。
お話を聞いてて「なるほど」と思ったのは、その方は空手の黒帯を持っていたんです。しゅごい。
「実際打ち合うものではないので……」なんておっしゃってましたが、いやいやそれはどうかな?って話ですよ。
何も経験していない時の私は、ゲームセンターのパンチングマシーンで弱々な成績をおさめてました。
ジムでコンバットダンスを習った後の私は、同じマシーンでその倍以上の成績が出たのです。
ほらね? ちょっと習っただけでこれだけ違うんですよ?
パンチする時に、対象に拳を強く当てようとする……これじゃダメでした。
当てようとするんじゃなくて、肘を後ろに引いて上半身を使ったら、自然と鋭いパンチが出せました。
ね?
ちょっと習っただけで、これですよ? どう思います?
あの作者様のセンスは経験、そして少しのリアルを織り交ぜてあるから面白いんでしょう。
私はそう思います。なんてね。
あのね、知識があれば良いという人もいると思うのね。
でも、その知識を経験することによって自分のものにした時、その人のセンスとかオリジナリティーみたいなのが生まれると思うのよ。
時間と元気がある皆さん、ぜひ、色々チャレンジしてみることをオススメします。
なんてね。
こういう格好いいこと言っちゃうところが、溢れ出す知識人としてのごめんなさい何でもないです。
なんの話だっけ?
あ、そうそう、リアルを織り交ぜるとすごいんだよって話ね。(そうだっけ?)
何かの話を作るときに本当にあったことを混ぜるとすごく面白くなるんですよ。
例えば前回、私が「歌って踊れるようになりたい」とスポーツジムに通った話。
それを太ったオッサンに置き換えて、そのまますごいイケメンになってアイドルになるって話にしたら、すごく面白い小説になったりしませんか?
え? それ読んだことある? そうでしたっけ?(すっとぼけ)
そんなやこんなやで、センスの話はここまで。キリがないから。
次回は「残業をする人、しない人」をお送りします。
気が向いたらね。うへへ。
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