第2話 心もイケメン
「僕にちゅぢゅつをたちぇて下たい。」
イケメン医師は必死に訴えていた。
医師が集まりある患者について協議していた。この患者は心臓の移植手術をする必要があったが、体力が弱まっており手術が成功する可能性は極めて低く反対の声が上がっていた。
院長がイケメン医師に告げた。
「この患者は別の病院で手術をしてもらった方がいいでしょう。ここでは行いません。」
イケメン医師は諦めなかった。たとえサ行が言えなくても訴え続けた。
「僕が必ず助けまちゅ。患ちゃは体力が弱くなっていて、ここでちゅぢゅつをやるべきでちゅ。約ちょくちまちゅ。必ず成功たちぇてみちぇまちゅ。」
イケメン医師の熱意により手術が行われた。
「これよりちんぢょうの移ちょくちゅぢゅつを行います。」
手術は無事に成功した。
イケメン医師は一人鏡の前で言い放った。
「僕、ちっ敗ちないんで…」
全然決まらないからみんなの前では言えなかった。
サ行が言えないイケメン医師 @afurotaira03
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