『星の味』読了しました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886186826/episodes/1177354054886187440

著作:ミカヅキ様


 星を食べるとどんな味がするのか。狐面の男と、犬面の男の目的は何なのでしょうか。先が気になり、どんどん読んでしまいます。

 日常描写にほどよくリアリティがあり、堅苦しさを感じずに読み進める事ができます。旭陽の等身大の視点であり(旭陽が明らかに知らない情報が混ざっていない)、過不足のない描写がいいですね。

 星が出てくる夢の描写はロマンチックであり、絵画的でした。


 実のところ、恥ずかしながら一読目にはテーマを読み解く事ができませんでした。

 私の読解力不足がありますが、星の味と旭陽の生き様がリンクしている事に気付くのに何回か読み直しました。大人になる苦味と、真実や現実を知る苦味が混ざっていて、深みのある話となっていたのですね。

 正直なところ、いつから目が覚めて、いつ夢を見ていたのか一読目には読み解けなかった場面はありました。

 個人的には場面転換時に、夢から覚めたあるいは夢を見始めたという一文など、ワンクッションあるとありがたかったのですが、好みの違いかもしれません。


 的はずれな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。

 これからも執筆を頑張ってください!

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