勝手に作品紹介:ミュゲ書房

ゆあんカプリチョーザ、勝手に気ままにお届けする「他の作者様の作品を紹介する」シリーズ。


今回は、大変ご厚意を頂いております、オレンジ11様の作品をご紹介。



ミュゲ書房:オレンジ11

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889794694



オレンジ11様と言えば、計算されたシンプルさが美しい作家様です。


ご自身のエッセイでも綴られていますが、計画性を持って作品に挑まれています。特に本作はプロットの段階から密に練り、どれくらいの分量でどこまでいくか、を調整しているそうです。


そして、調査量がすごい。


徹底的に調べ上げ、リアルを追求します。ドラマとは言え、すべてがフィクションではありません。ヒューマンドラマは、そのリアルがあって初めて、複雑な人間関係の機微を描けるというもの。


こうして作られたオレンジ11様の作品は、どれをとっても、とても読みやすいのです。

文章一つとっても無駄がなく、情景はぱっと浮かんでくる。

読者に与える想像負担が少なく、すらすら読めてしまうのです。



いやあ、簡単にできることじゃあ、ございませんよ。

実は私は「毎日コツコツ」が徹底的に苦手なタイプでして。

夏休みの宿題は最後に慌ててやるのではなく、結局終わらないタイプでしたからね。

そんな人にとってみれば、それが出来るというのはそれだけで素晴らしいことに感じるし、素直に尊敬します。





さて、そんなオレンジ11様のミュゲ書房。

ミュゲって何? と思ったら読むべきですね!

書房って何? さーそこが気になったら読むべきでしょう!


ネタバレになるので多くを語れないのですが、すこしだけ。


本作では、ある書店をきっかけに、物語が動いていきます。

そして描かれていく、出版の世界。そこに生きる人達のドラマが繰り広げられていきます。


何、押しが足らない?

それではもう一つ。


実はこの作品、作者様であるオレンジ11様が、実際に体験されたあることから着想を得たというではありませんか。いったいそこに何があったのか。気になって仕方がない!!



徹底した調査と緻密に計算されたストーリーテリングが魅力のヒューマンドラマ、「ミュゲ書房」。


おすすめです。




※タイトル通り、作者様に事前に許可なく勝手におすすめしています。感想はすべてゆあんの主観です。問題ある表記はご指摘ください。

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