ゲーミングチェアを買ったという話

ゲーミングチェア、という商品ジャンルがありまして。


私の書いている小説の中でも、「ゲームって肉体的負担も意外とあるんやで」とお伝えしていますが、その中で大きな要因というのがやはり、

「長時間同じ姿勢を取り続けなくてはならない」という部分です。


その点で言えば、現代のお仕事もそう。


昨今のオフィスワークといえばPC、PCと言えばデスクなおかげで、肩こり腰痛頭痛なんてのは現代病というのは大げさですが、日常的に登場するワードですよね。実際、私も苦労しております。



そんなご時世ですので、そういった負担を削減するアイディア商品が世には溢れております。

対眼精疲労だけでも、ブルーライトカット、フリッカーフリーモニター、ホットアイマスクなど、様々ありますよね。


さて話が少し逸れましたが、体にとっては負担となる「座りっぱなし」という状況を少しでも改善しようと登場したのが、ゲーミングチェアです。


じゃあ普通のチェアと何が違うの、というお話です。



普通のチェアが以下の性能を追求していたとします。

・長期間使用に耐える耐久性

・誰でも使える汎用性

・普遍的に感性に訴えるデザイン

・素早いアクセス


オフィスチェアなんてのは、その究極ですね。すぐに誰でも座れて、壊れない。オフィスの雰囲気を構成するアイテムの一つです。



ではゲーミングチェアはどういうものかというと、

・素材やアイテムは価格や機能を重視

・体格や姿勢に合わせられる機能性

・アクセス性よりも快適性を追求

・スポーティーなデザイン


となっていて、全然目的が違うものなわけです。


見た目は車の運転席の座席に近く、素材もそんな感じ。スポーティーな車種や、ス◯ルやマ◯ダの車に多く見られるような形状をしています。


腰部分にはランバーサポートを備え、高めにすれば背筋が伸びて姿勢がよくなり、低めにすればゆったり座れるようになります。

アームレストは高さの調節はもちろん、左右幅や傾きなどを調整でき、姿勢に合わせた最適位置にすると肩や腕がかなり楽に。

そして頭にはヘッドレスト。リクライニングした時などに快適性をもたらします。



まぁなんでこんな話をたらたらしたかと言うと、自宅での生活が激変して、感動しているからです。おお、すごいぞこれは、と。


自分の状態に合わせて調節できるので、快適性が全然違います。

それによって疲れにくく集中できるので、仕事などの作業効率が段違い。

ついでにいうと、おしりへの負担も軽減されます。


最近ではその機能性に着目し、社員の生産効率を上げる為にゲーミングチェアを採用する企業も増えているのだとか。



冷静に考えると、人間とは実に多くの時間を椅子の上で過ごしているなぁと。

その環境を快適にできれば、生活は変わってくるものなんですね。



ゲーミングチェアを引き合いに出しましたが、意外と盲点である、椅子。

見つめ直してみると、新たな発見があるかもしれませんよ。

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